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被災地支援 with ピグライフ

私が大学2年の時に、長期インターンとして10ヶ月間働いていたサイバーエージェントが、この度ピグライフを使った被災地支援「LIFE311×ピグライフ」を始めたそうです。坂本龍一さんが代表を務めるmore treesが行っている被災地支援事業、LIFE311とのコラボ企画です。ピグライフは、アメーバピグに代表されるサイバーエージェントのアバターを使ったオンラインゲームの一つで、仮想空間上で農業体験をするというものです。今回の企画は、ピグライフ上でスギの木などを販売し、その収益が全て被災地支援に寄付されるというものです。私も早速、大きなスギの木を購入しました。

購入したスギの木は実際に自分の農場に植えることが出来ます。ちなみに、スギの木の前にある畑はシュアールのロゴの形にしています。このように農場のレイアウトでも遊ぶ事が出来ます。

そして、2日間でこのように大きく成長し「ライフ切手」というものが取れるようになります。その切手を集めるとゲーム上で使えるストーブや服などのアイテムがもらえます。サイバーエージェントが得意なゲーミフィケーションを上手く寄付に利用していて、とても良い企画だと思います。
アメーバ上での買い物には、まずは「アメG」という仮想通貨を購入する必要があります。クレジットカードやファミリーマートなどで購入する事が出来ますので、アメーバピグやピグライフで遊んでいる人は是非!詳細はピグライフのブログ記事をご覧下さい。

大先輩、本城さんの被災地支援。脈々と受け継がれるSFC魂!

昨日の朝、一つのニュースが私を覚醒させました。大学の大先輩、本城慎之介さんの記事です。

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南三陸町が高台移転用地を取得 楽天元副社長が購入寄付

東日本大震災で被災した宮城県南三陸町戸倉地区の高台移転用地として町が取得を目指したものの、町議会で議案が否決された同町戸倉のゴルフ場開発跡地106ヘクタールを、楽天元副社長の本城慎之介氏(39)が購入し、町に寄付していたことが10日、分かった。
 土地登記によると2011年12月に、所有する東京の投資会社から本城氏が土地を購入、26日に南三陸町に寄付された。同月下旬に都内で佐藤仁町長と面会した本城氏が土地を寄付する意向を示し、町が受け入れた。
 町では同跡地を高台移転の住宅用地のほか、土地利用計画案に学校や公民館など被災公共施設の建設用地を盛り込むなど戸倉地区の中心市街地再生の核になると見込んでおり、寄付により復興計画の加速が期待される。
 本城氏はインターネット仮想商店街「楽天市場」の創設に関わった。震災後はボランティアで南三陸町を訪れたほか、11年8月に開かれた「子ども夢花火」の資金確保のため、打ち上げる花火を楽天市場の仮想店舗で購入してもらうアイデアなどを提案した。
 河北新報社の取材に対し本城氏は「多くの知り合いができた南三陸町は特別な場所。一日も早く日常を取り戻してもらうには何かできないかと考え寄付した。復興のため町民で議論して有効に使ってほしい」と話した。
 同跡地は町が11年8月、投資会社から9300万円で取得する議案を町議会に提出したが、用途などの説明が不十分だとして議会が反発、議案を撤回した。再提出された議案も10月の町議会で「契約の経緯があいまいだ」などとして否決された。

2012年01月11日水曜日 河北新報社(出典元
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本城さんには、大学2年生の頃から大変お世話になっています。楽天の副社長から公立中学校の最年少校長(当時)への思い切った転向は大きなムーブメントを巻き起こし、多くの人の「働く意識」を変えたと思います。本城さんの後輩として、SFCにいられた事を本当に誇りに思っています。
そして、その本城さんを先輩と慕うフローレンスの駒崎弘樹さんも自身のブログで、本城さんの今回の支援を自慢しています(駒崎さんのブログ記事)。フローレンスといえば、社会起業家として最も成功している企業と言っても過言ではないと思います。駒崎さん自身もITベンチャー経営者からNPO経営者へ転向した経歴の持ち主です。私にとって、まさにロールモデルとして背中を追っている大先輩です。
本城さんは駒崎さんの7つ上の先輩だそうです。駒崎さんは私の8つ上の先輩です。まだまだ駒崎さんの足元にも及んでいない私ですが、前を行く偉大な先輩方の後ろを必死に追う事が出来る事を嬉しく思っています。そして、私の周りにはSFCで出会った、切磋琢磨する起業家仲間や共に頑張る仲間がいます。取り組んでいるテーマも周りの環境も大きく違うので社会に対するアプローチ方法はそれぞれ違うとは思いますが、偉大な先輩方が築いてきたSFC魂は後輩へと脈々と受け継がれています。少しでも先輩方に追いつき、社会に対して大きなバリューが出せるように今日も最大限の一歩を歩んでいきたいと思います。

【告知】日露青年交流事業 「サンクトペテルブルク国立大学法学部国際学生学術会議」参加者募集

本日は、大学生・大学院生の方に2012年3月21日~27日に開催される国際会議、サンクトペテルブルク国立大学法学部国際学生学術会議(iSLaCo)の御案内です。私が昨年、参加したロシア・サンクトペテルブルク市にて開かれている国際会議です。主催しているのは、メドヴェージェフ大統領やプーチン首相を輩出したサンクトペテルブルク国立大学法学部です。法学部主催ですが、法学を専攻する学生でなくても参加できます(実際に私は法学部の学生ではありませんでした)。今年のテーマは『デジタル時代の法の再考:デジタルリアリティーと法規制』だそうです。電子書籍などを扱うそうなので、情報系の学生でも十分に参加できると思います。ちなみに、外務省のプログラムなので、渡航費や滞在費の参加者負担はありません(向こうにいる時、国の税金で派遣されているという意識を大変強く持った事を思い出します…)。


この写真はプーチン大統領が学生の頃に使っていた、いわゆる生徒会の会議室です。ここでカンファレンスが行われるわけではありませんが、見学は出来ると思います。
ただ、国際会議と言っても日本以外からの参加者は多くはありませんでした。昨年は日本から、私を含め8名が参加しましたが、今年は10名募集されています。2名、枠が増えました!日本から10名派遣されるとなると、海外からの参加者の過半数以上は日本人で、ほとんどがロシア国内からの参加者になると思います。もちろん、年によって人数の増減はあると思うので今年は日本以外からの参加者が多いという事もあるかもしれません。ただ、例年の傾向では日本からの参加者が多いそうです。使用言語は英語なので英語が話せれば言語的には支障はありませんが、簡単なロシア語が話せたり、キリル文字が読めたりすると、研修がより充実すると思います。

日本とロシアの青年交流事業の一環なので、ガイド付きの市内観光が提供されたり、最終日にカンファレンスで仲良くなった人たちと一緒にクラシックバレーを見に行ったり、ロシア料理を食べたりする時間もありました。今まで参加してきた他の国際会議よりも時間的余裕は比較的にあったと思います。少し独特な会議なので、他に多くの国際会議に参加してきた学生にもオススメです!
詳細は、外務省のホームページから!締切が1月5日正午なので残り時間は少ないですが、是非、奮って応募してみて下さい!!