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『若者が社会を動かすために(ベスト新書)』に税所篤快氏との対談が載りました。

親友の篤が新刊を書きました!今回の本は、篤のこれまでの活動紹介が第1部、篤の仲間で社会を変えようとしてる若者と篤の対談が第2部という構成になっています。その第2部の中で、私との対談も取り上げてくれました。

篤こと、税所篤快はe-Educationという遠隔教育を教育環境に恵まれていない子供達に提供する活動をバングラデシュで創めた起業家であり、活動家で、現在までにe-Educationの複数国での展開やソマリランドでの大学創設、日本国内の学生向け支援など、幅広く教育問題を扱っています。

対談内容は(過剰に持ち上げられていますが)、私の手話への想いと、私がこれまでのインタビューでは話すことのなかった、活動を行う時の価値基準に関して書かれています。単純に活動内容を説明したものにしたくなくて、「なぜ、その活動なのか」、「なぜ、活動を続けているのか」、「行きつく先はどこなのか」を執拗に求める篤の姿勢に、ついつい普段は語らない内容まで話してしまいました。人懐こくて、相手を安心させる篤の性格は本当に良いのですが、気を付けないと取材だという事を忘れて不要な事まで話しそうになってしまいました。苦笑。

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今回のインタビュー記事で篤は私の事を「洵人」と書いています。間違いではないのですが、下の名前で記事に載るのは始めてでした。篤らしいなと思いましたが、驚きました。そこも彼の魅力ですね。

そして、今回、最も注目してほしいのは第二部の豪華メンバー!私にとっても友人であり大先輩でもある、HASUNA代表:白木夏子さん、ミニット・アジア・パシフィック株式会社代表取締役社長CEO:迫俊亮さん、ヒューマン・ライツ・ウォッチ:吉岡利代さん、Needs-One Co., Ltd. 共同創業者:牧浦土雅さんのインタビューが入っています。どれも見逃せない内容です。
また、お会いしたことはありませんがALS当事者で博報堂DYメディアパートナーズの武藤将胤さんのインタビューも心を打つものがありました。

まだ電子書籍はないそうですので、書店やAmazonなどで実際の本をお買い求め頂ければと思います。私の対談部分は短いので立ち読みできますが、是非とも全体を通して読んで頂きたいので!


ちなみに、そんな篤の処女作はこちら。篤が高校生のカリスマとして一気に飛躍したきっかけの本。こちらもオススメです!こっちはKindle版と書籍版の両方があります!

NHK特集番組アンコール放送決定!4/4と4/10!!

昨年の9月28日(日)と10月3日(金)にNHK Eテレ『ろうを生きる 難聴を生きる』で特集されたシュアールの回が、4月4日(土)20:45~21:00と4月10日(金)の12:45~13:00にてアンコール放送される事が決定しました!
アンコール放送なので少し古い内容になってはしまいますが、弊社の遠隔手話事業についてわかりやすく編集して頂いています。

前回の放送時にシュアールを知らなかった方も、見逃してしまった方も、内容を忘れてしまったという方も、是非ともご覧下さい!15分番組ですので長くはありません。土曜日の夜と平日の昼なので見られない方も多いと思いますが、そういった方は是非とも録画を!!

今回の放送から番組の放送時間が変更になるそうです。今まで番組をよく見ていた方は時間変更に気を付けて下さい!

また、今回のアンコール放送の一つ前の回で取り上げられていた藤田保医師は学生の時にインタビューで大変にお世話になった方。元気そうなお顔を拝見できて嬉しかったです!またお会いする事を楽しみにしています!

Googleロゴが手話(指文字)に!「日本初の手話考案者」古河太四郎生誕170周年記念!

本日、Googleのトップページのロゴが手話になりました。記念日や祭日に合わせてグーグルのロゴを変えるGoogle Doodleの活動で、現在の日本手話の原型を作ったと言われている古河太四郎氏の生誕170周年を記念しての事だそうです。実は私も個人的に少しだけ制作をお手伝いさせて頂きました。

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古河太四郎氏は、1878年(明治11年)に日本で最初のろう学校(かつ最初の盲学校)である京都盲唖院を設立し、院長にも就任した人です。「日本初の手話考案者」とも呼ばれています。今から100年以上前に手話教育に着目し、手話の教授法を確立しただけではなく、学校まで創業するとは本当に凄いですよね!
京都盲唖院を退任後は私立大阪盲唖院の院長にも就任され、1907年に亡くなられるまで生涯にわたり、ろう教育・手話教育のために活動された素晴らしい方です。私にとっては、手話界の大大大大先輩です!

今回のロゴには、2つの異なる種類の手話表現が使われています。まずは古河太四郎氏が最初に考案した「手勢(しかた)法」でGoogleを表したもの、そして二つ目が現代の手話(正確には指文字)でグーグルを表したものです。かなり違う事に驚きますね。
私も以前にTEDxTokyoでスピーチをさせて頂きましたが、手話も音声言語と同じで、独立した言語ですから、国によって文法も語彙も全く違いますし、時代と共に移り変わっていきます。もちろん方言だってあるのです。


ロゴの現在版の手話表現は手の向きに若干の違和感がありますが、ロゴとしての表現なので仕方ないですね!背景には、古河氏が手話と同じくらい精力的に活動されていた盲の学生向けに発明した木版が並べられていて、古河氏の想いがたくさん詰まったロゴになっていると思います。Googleさん、NICEです!!

検索後のページ右上にある、小さい方のロゴも手話バージョンで、指文字が付いています。とても可愛らしいですね。ほのぼのします。是非そちらにも注目して見て下さい!
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最近、色々な場所で手話が取り上げられるようになったので、本当に嬉しいです!これからも手話ビジネスを広げると同時に、手話の認知度を上がるお手伝いも出来ればと思っています!!

上野東京ライン開通!群馬と神奈川が更に近くなりました!!

本日、JR東日本の上野東京ラインが開通しました!これによって、既に開通している湘南新宿ライン以外にも、新たに神奈川県と群馬県を直接結ぶ路線が誕生しました!!

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上野東京ラインは、最長で伊東-前橋を結びます。なんと、静岡県と群馬県を直接結ぶのです!小田原-前橋間を結ぶ湘南新宿ラインを超えるラインが生まれました(補足)!弊社の本社がある藤沢は以前から湘南新宿ラインによって群馬と繋がっていましたが、コールセンターがある川崎からは東京を経由して上越新幹線に乗り換えるか、上野を経由して高崎線に在来線で向かうしかありませんでした。上野東京ラインは藤沢も通りますし、川崎も通るのでとても便利になります!!乗車時間は、藤沢-高崎間が約2時間40分、川崎-高崎間が約2時間10分です。
しかし、上野東京ラインで川崎から群馬に向かえる平日の終電は21:20川崎発で23:34高崎着です(土曜休日の最終は21:40川崎発23:58高崎着)。藤沢駅22:40発で高崎駅25:28着の湘南新宿ライン最終電車に比べると早い時間に電車がなくなります。その点は注意が必要ですね。

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とにかく、神奈川と群馬の距離が近くなる事は嬉しい!上野東京ラインによって群馬はとても便利になりました!今日は記念すべき日です!!日帰りも容易になりました!是非これを機会に群馬に遊びに来てください!

補足:湘南新宿ラインも行楽シーズンなど期間限定で熱海-高崎間を結ぶ事はあります。

page2015レポート!ECOアート、外国語自動翻訳、ユニバーサルコミュニケーションデザイン!

本日まで池袋サンシャインにて開催されていた印刷メディアビジネスの総合イベントpage2015へ招待して頂いたので行ってきました!普段は関わる事の少ない印刷業界の展示会だったので色々と勉強させて頂きました!
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今年で28回目となるイベントという事で、多くの方が来場していました。入場受付はパンク状態でした。

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様々な展示がありましたが、その中でも特に目を引いた三つの展示を紹介します!まずは、トッパン・フォームズさんの「原点回美 ART OF MARGINAL PUNCH/アートオブマージナルパンチ」です。これはゴミとして捨てられている帳票などの両端にあるパンチ部分を再利用して制作したアート作品です。その作品をカレンダーにしたものが、第66回全国カレンダー展にて、部門賞(第1部門)銀賞を受賞したそうです。中には点字を再利用したものもあり、エコなアートとして素晴らしいアイディアだと思いました。

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そして、次はフォント(文字)を作っているモリサワさんです。もともとモリサワさんはモリサワUDフォントというユニバーサルデザインに配慮した文字を作ったり、日本障がい者スポーツ協会のオフィシャルパートナーとなったり、障がい者向けの活動を多くされていました。今回はフォントや障がい者の枠を飛び出て、外国人むけの自動翻訳サービス「MC Catalog+」を展示されていました。日本語のメニューにスマホをかざすだけで、自動で英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に変換されるサービスです。精度は既に8割ほどあるそうで、理解にするのには十分な内容だそうです。私も韓国語を試しましたが、一瞬で変換されメニューが韓国語になりました!これはインバウンド向けに是非とも広がって欲しいサービスですね!

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UCDA(一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)さんのブースにもお邪魔しました。年金の振込用紙や保険の契約書は文字が多く、高齢の方や外国人、日本語の苦手な聴覚障がい者には理解しにくいケース多いですが、UCDAさんでは文字の大きさを変えたり、図を入れる事で理解しやすい書類に変えているそうです。これも大切な配慮ですね!行政を中心に着実に導入が進んでいるそうです。素晴らしい!!

以上、私が注目した3つの展示でした!!会場の雰囲気についても少しレポートします!
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2F入口近くのprintnetさんのブース!良くサービスを利用しているので、ユーザーだと伝えたら10%オフの券を頂きました。ありがとうございました!

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クリエイティブゾーンではアドビさんや博報堂さん、マイナビさんがセミナーを主催していました。InDesignの使い方やアドビ製品のCSからCCへの主な変更点などを解説していました。

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3Fでは、コニカミノルタさんがテレビ電話を使って寸劇をしていました。担当者の方がかなりの演技派で、自分の事業とは全く関係ない話なのに魅入ってしまいました!

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また、意外な製品として、コダックのアクションカメラPixpro「SP360」も展示されていました!

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流石、印刷に関する展示だけあって、ホリゾンさんの大きな製本機が搬入されていて迫力がありました!

初めての印刷業界の展示会でしたが、印刷はインターネットと同じで関係ない業界がないので、必然的に様々な業界の人がいる印象でした。勉強になりました。