SFCのパンフレットに掲載されました!

今年度も終わりに近づいていますが、本年度の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のパンフレットに掲載して頂きました!
今年のSFC受験は10日ほど前に終わっていますが、彼らに配布されたものと思います。
20140423SFC2

毎年3名の卒業生が受験を検討している受験生に向けて自分のキャリアを紹介している『日本、そして世界で活躍する、SFCの卒業生たち。』というコーナーで、今年度はNASAエイムズ研究所研究員の藤島皓介さん(2005年環境情報学部卒)とBEYOND Tomorrowを行っている一般財団法人教育支援グローバル基金理事・事務局長の坪内南さん(2000年総合政策学部卒)と御一緒させて頂きました。
また、ほぼ同じ内容が『夢を実現している卒業生』としてSFCのウェブページにも掲載して頂きました。

もう在庫がほとんどないかと思いますが、もし慶應義塾大学に用事があった際に見かけたら手に取ってみて下さい。過去には大先輩の楽天創業副社長の本城慎之介さんや棋士の梅沢(吉原)由香里さんも掲載されています。来年度は誰が出るのでしょうか。
改めてSFCコミュニティーの素晴らしさを感じました。その中で選んで頂けたことに感謝です。来年度からSFCに入学される皆様、一緒に頑張りましょう!!

page2015レポート!ECOアート、外国語自動翻訳、ユニバーサルコミュニケーションデザイン!

本日まで池袋サンシャインにて開催されていた印刷メディアビジネスの総合イベントpage2015へ招待して頂いたので行ってきました!普段は関わる事の少ない印刷業界の展示会だったので色々と勉強させて頂きました!
20150206page2015-2
今年で28回目となるイベントという事で、多くの方が来場していました。入場受付はパンク状態でした。

20150206page2015-4
様々な展示がありましたが、その中でも特に目を引いた三つの展示を紹介します!まずは、トッパン・フォームズさんの「原点回美 ART OF MARGINAL PUNCH/アートオブマージナルパンチ」です。これはゴミとして捨てられている帳票などの両端にあるパンチ部分を再利用して制作したアート作品です。その作品をカレンダーにしたものが、第66回全国カレンダー展にて、部門賞(第1部門)銀賞を受賞したそうです。中には点字を再利用したものもあり、エコなアートとして素晴らしいアイディアだと思いました。

20150206page2015-5
そして、次はフォント(文字)を作っているモリサワさんです。もともとモリサワさんはモリサワUDフォントというユニバーサルデザインに配慮した文字を作ったり、日本障がい者スポーツ協会のオフィシャルパートナーとなったり、障がい者向けの活動を多くされていました。今回はフォントや障がい者の枠を飛び出て、外国人むけの自動翻訳サービス「MC Catalog+」を展示されていました。日本語のメニューにスマホをかざすだけで、自動で英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に変換されるサービスです。精度は既に8割ほどあるそうで、理解にするのには十分な内容だそうです。私も韓国語を試しましたが、一瞬で変換されメニューが韓国語になりました!これはインバウンド向けに是非とも広がって欲しいサービスですね!

20150206page2015-7
UCDA(一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)さんのブースにもお邪魔しました。年金の振込用紙や保険の契約書は文字が多く、高齢の方や外国人、日本語の苦手な聴覚障がい者には理解しにくいケース多いですが、UCDAさんでは文字の大きさを変えたり、図を入れる事で理解しやすい書類に変えているそうです。これも大切な配慮ですね!行政を中心に着実に導入が進んでいるそうです。素晴らしい!!

以上、私が注目した3つの展示でした!!会場の雰囲気についても少しレポートします!
20150206page2015-3
2F入口近くのprintnetさんのブース!良くサービスを利用しているので、ユーザーだと伝えたら10%オフの券を頂きました。ありがとうございました!

20150206page2015-6
クリエイティブゾーンではアドビさんや博報堂さん、マイナビさんがセミナーを主催していました。InDesignの使い方やアドビ製品のCSからCCへの主な変更点などを解説していました。

20150206page2015-8
3Fでは、コニカミノルタさんがテレビ電話を使って寸劇をしていました。担当者の方がかなりの演技派で、自分の事業とは全く関係ない話なのに魅入ってしまいました!

20150206page2015-9
また、意外な製品として、コダックのアクションカメラPixpro「SP360」も展示されていました!

20150206page2015-10
流石、印刷に関する展示だけあって、ホリゾンさんの大きな製本機が搬入されていて迫力がありました!

初めての印刷業界の展示会でしたが、印刷はインターネットと同じで関係ない業界がないので、必然的に様々な業界の人がいる印象でした。勉強になりました。

2014年度冬季求人!手話通訳者募集!一緒に遠隔手話通訳を広げましょう!!

現在、シュアールでは2014年度冬季の手話通訳者を募集しています!シュアールは数少ない民間の手話通訳企業として、遠隔手話通訳・電話リレーをろう者に提供しています。手話をメインに使う聴覚障がい者が、いつでもどこでも手話通訳を利用できる社会を創るべく、活動を始めて今年で7年目になります。今回は関東(川崎・藤沢)と九州(福岡)での募集です!
細かい求人情報は、http://shur.jp/recruit.htmlより御確認下さい!手話を学ばれている方は是非、御検討下さい!周りに手話ができる知り合いの方がいれば、是非シェアして下さい!
皆様からの応募を心からお待ちしております!

【映画レビュー】『バベルの学校』(2013)

普通に日本で生きているだけでは知らない世界がここにはある。

20150130babel5

この映画では、人種も宗教も言語も全く違う子供たちが、迷いながらも懸命に生きている姿が映し出されている。いつ命すら危ぶまれる場所に戻されるかわからない少女は、なぜ自分がその状況に置かれているのか十分に納得できずに反発してしまう。人種問題のため家族で逃げてきた少年は、勉強する間もなく慣れないフランス語での移民局との交渉に時間を費やす。

20150130babel4

最初に感じた事は、いかに自分が画一的な世界で育ってきたのか、「マジョリティーである」事で守られてきたのかという事だ。
子供たちは、宗教や人種について積極的に議論をしていた。日本ではタブーとされ、このような議論をせずに、その場を収めようとする。しかし、彼らは積極的に自分の考えを示している。まだ彼らも他人の意見との違いを認め合う事は出来ていないかもしれない。しかし、多様性の中を確実に生きている。

20150130babel3

彼らは壮絶な人生を歩んでいる。少なくとも普通に日本で生きてきただけの私にはそう感じられる。将来、彼らが社会に出てきた時、本当に芯のある強い人間になっているであろう。
日本にも障がいを持たれている方、外国籍の方、セクシャルマイノリティーの方、在日の方など多くのマイノリティーの方がいながらも、その存在を意識して生活している人は少ないように思われる。本当に大切なものは何なのか、そのヒントがこの映画にはあると思う。

20150130babel2

1月31日には遂に劇場公開を迎えます!是非とも時間を見つけて、観て頂きたい作品です。
公開に合わせて、認定NPO法人 Teach For Japan 代表理事 松田悠介さん、特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 代表理事 川辺洋平さん、国際バカロレア機構アジア太平洋地区委員/東京インターナショナルスクール代表 坪谷ニュウエル郁子さん、元文部科学省審議官/カタリバ大学学長/映画評論家 寺脇研さんと、超豪華ゲストのトークライブも開催されるそうです!こちらも是非!
http://unitedpeople.jp/babel/talkevent

以下、配給元のユナイテッドピープル様のメルマガより引用です。
───────────────────────────────────
フランス映画『バベルの学校』 1.31(土)劇場公開決定!
───────────────────────────────────

24人の生徒、20の国籍、24のストーリー。
フランス中を感動に包んだドキュメンタリー。

ジュリー・ベルトゥチェリ監督作品(『パパの木』、『やさしい嘘』
(カンヌ映画祭批評家週間賞)) 映画『バベルの学校』が、1月31日(土)
より新宿武蔵野館/渋谷アップリンクにてロードショーが決定しました。

詳細はどうぞオフィシャルサイトをご覧ください。

●映画『バベルの学校』
http://unitedpeople.jp/babel/
https://www.facebook.com/babelnogakkou

「子どもたちの無限の可能性を引き出す本当の教育とは何か。
原点をじっくり教えてくれるこの作品。
ぜひ多くの教育関係者、親たちに見てほしいです。」
– 教育評論家/法政大学教授 尾木直樹(尾木ママ)

STORY:
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。世界中から11歳から
15歳の子どもたちがフランスにやって来た。これから1年間、パリ市内にある
中学校の同じ適応クラスで一緒に過ごすことになる。 24名の生徒、20の国籍…。
この世界の縮図のような多文化学級で、フランスで新生活を始めたばかりの十代
の彼らが見せてくれる無邪気さ、熱意、そして悩み。果たして宗教の違いや国籍
の違いを乗り越えて友情を育むことは出来るのだろうか。そんな先入観をいい
意味で裏切り、私たちに未来への希望を見せてくれる作品。

監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー
サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー
ミキサー:オリヴィエ・グエナー
制作:Les Films du Poisson、Sampek Productions
共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
フランス/2013年/フランス語/89分/1.85:1/カラー/5.1ch/ドキュメンタリー

チャリティー手話ライブ「D’LIVE」 vol.11に協賛しました!

手話の娯楽イベントとしては、日本最大規模である手話ライブ「D’live」に協賛させて頂きました!今年で11回目を迎える本イベントは、手話で免許が取れる教習所として有名なコヤマドライビングスクールさんが主催・運営し、川崎市や全日本ろうあ連盟などが後援しています。毎年500人以上の方が参加しています。今年は700人を超える参加者があり、大盛況でした!
20141231Dlive1
今年で11回目を迎える「D′LIVE(読み:ドライブ)」は、聴覚に障がいのある方も健聴者も楽しめる国内最大の手話歌とダンスのステージです。聴覚に障がいのあるシンガーやダンサーが手話で歌詞を表現する手話歌や、音楽に合わせてすばらしいダンスを披露します。
D′LIVE は、Dance(ダンス)、Deaf(ろう者)、Drive(運転)の頭文字 D とLive(ライブ)を合わせた造語です。
今年の出演は18グループ。運営には21の大学の手話サークルがボランティアとして参加します。
なお、売り上げは、全日本ろうあ連盟を通して聴覚障害者の支援等に寄付されます。
(引用:報道発表資料)

弊社も手話エンターテイメント事業を行っており、更に会場近くに手話コールセンターを構えている事もあり、以前より何か御協力をさせて頂きたいと思っていました。今回は協賛という形で御一緒させて頂きました。
このイベントの特徴は、参加しているパフォーマーが全てデフ(ろう者)という事(聴ろう混合チーム有)!普段、音に触れる事の少ない彼らが素晴らしいダンスを披露する姿には、聞こえる・聞こえないに関わらず魅了されると思います!

20141231Dlive3
このイベントのもう一つの素晴らしさは、サポーターの数!!100人近くの学生ボランティアや、オービック、Mazda、東急アドコミュニケーションズ、ハーレーダビッドソンなど多くの会社が協賛しています。また、川崎市も後援したり、ホームページに案内を出したりと全面バックアップをしています!

20141231Dlive2
弊社も会場でブースを出展させて頂きました!多くの参加者や学生ボランティアさんにブースに来て頂き、遠隔手話通訳や手話辞典「SLinto」、手話エンターテイメント事業を見て頂きました!皆さん興味津々で、手話で活発的に質問して頂きました!
私はブースとゲスト誘導を中心に動いていたので実際にライブを見られたのは少しだけでしたが、息の合った手話歌や手話ダンスに会場は大いに盛り上がっていました!今年は見逃してしまった方も、来年は是非とも参加して下さい!今年のチラシはこちらからダウンロード出来ます!参考までに。
また、来年も楽しみです!!

20141220141231Dlive4

<概要>
開 催 日:平成26年12月6日(土)午後5時開演(午後4時開場)
会   場:CLUB CITTA’(川崎市川崎区小川町5-7)
チケット販売:10月19日(日)10時から
料   金:S席3,000円、A席2,500円(全席指定、1ドリンクつき)
主催・運営:コヤマドライビングスクール
後   援:川崎市、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、
      「音楽のまち・かわさき」推進協議会、(財)全日本ろうあ連盟、
      NPO法人聴導犬普及協会