2013年、新年の御挨拶と今年の抱負

明けましておめでとうございます!2013年の到来です!!大晦日も元旦も出社しましたが、大晦日の戸締りは別にいつもと同じで明日来るのに、なんか慎重になってしまうものですね。笑
2012年のまとめにも書きましたが、年々、一年間の変化が大きくなっているように感じます。昨年の挨拶に「周りの環境の変化も大きかったのですが、私自身の内面の変化もありましたし、シュアールのフェーズもだいぶ変わってきました。」と書きましたが、今年も全く同じ事を思っている自分がいます。毎年、着実に成長できている証だと思います。これからも頑張りたいと思います。どうぞ2013年も宜しくお願い致します。

これも毎年恒例となりつつありますが、新しい年を迎えたという事で今年の目標を立てる事にしました。

1. 事業拡大と定着を実行する
これは、昨年と全く同じ目標ですね!主に、遠隔手話通訳事業での発展が昨年は大きかったですが、今年はその他の事業でも成果を出す必要があると感じています。メンバーも多くなってきたので、会社が影響を与える規模もどんどんと大きくなっています。2012年の間に、チーム編成やサービスの土台はきちんと出来ました。今後は聴覚障がい者の方々へより良いサービスを提供するために今まで培ってきたサービスを中心に事業を安定させながら、絶えず進化と変化をしていきたいと思います!

2. 手話力を向上させる
これも昨年からの継続です。昨年一年間を通して神奈川県手話通訳者養成講習会に通い、無事に修了しました。今後は試験に受かろうが落ちようが支えてくれる人はいません。自力で学習を続けていくしか方法がありません。今まで以上に自ら課していかないと学習する機会は減っていきます。手話に関わる仕事をしている以上、手話力に対する向上心は忘れてはいけないと思います。単語力を中心にこれからも鍛えていきたいと思います!

3. プロ意識をもっと持つ
既に色々なところで言っている事ですが、私の父はプロゴルファーです。私はそれをとても誇りに思っています。それは父がトーナメントプロゴルファー試験に合格できるほどゴルフが上手かった事を誇りに思っているのではなく、自ら決めた道を究め上げた父の生き方を誇りに思っています。私の生き方が父と同じとは思いません。明らかに選んでいる道が違いますし、時代も環境も大きく違います。ただ、物事に対峙する「心構え」は通ずるものがあると思っています。父にはまだまだ敵いませんが、いつか父のようなプロ意識を持てるように今から、もっと強い心構えを持つ意識をしていこうと思います。

4. 読書をする
中学の頃は学年の男子で最も本を読んでいた程の読書家だったのに、最近は本を読む事がめっきり減ってしまいました…。私は一回の移動が比較的に長いので、移動中はだいたいパソコンを開いて仕事をしてしまいます。今後は、意識して読書時間をもっと増やしたいと思います!それに加えて最近は読む本がビジネスに関係ある本に偏ってきているので、小説やビジネス書以外にも幅を広げていきたいと思います。ひとまずの目標は月に2.5冊以上で年30冊!

5. 免許を取得する
遂に決めました!免許を取ります。今までずっと先延ばしにしてきましたが、やっと決心しました。大学2年で会社を興してしまったので教習所に行く機会がなかったのですが、さすがに免許の無さに不便さを感じてきました。新年早々には教習所に通い始めようと思います。短期集中して頑張ります!取得したら誰か一緒に付き合って下さい(怖いので…)。

以上が2013年の目標です。昨年の目標を振り返ってみると、昨年は目標に向かってだいたい動けたと思います。今年が更なる飛躍の年となれるように邁進していきます!今後とも御支援・御応援の程を宜しくお願い致します!
皆さんにとっても2013年が素晴らしい年でありますように。

2012年まとめ

毎年恒例になりつつある「一年のまとめ」ですが、今年も書きました!2011年まとめと同じ形式で、私の2012年を振り返る13のキーワードを選びました(注:順位ではありません)!

1. アショカフェロー選出2012年3月12日のブログ記事
何よりも今年の一大イベントは、アショカ・フェローに選出された事だと思います。2011年から日本でも活動を始めたアショカ・ジャパンに、今年の1月より東アジアで初となるアショカフェローに選出して頂きました。何度も書いているのですが、アショカのフェローになるという事は「賞」ではなく、これからの活躍を期待された「強化選手」になるという事です。手話と聴覚障がい者に関わる分野で世界を変えるべく、日々進歩をしていく必要があります。これからも気合を入れて頑張ります!

2. 「テルテルコンシェルジュ」サービスイン製品ページ
2008年からシュアールが取り組んでいる遠隔手話通訳を今年の6月からテルテルコンシェルジュに提供し始めました。これにより、現在は全国の約350か所で遠隔手話通訳が無料で利用できるようになりました!まだまだサービスの拡大とより良いサービスを目指して変えていくべき課題は多いですが、通訳スタッフを含め一丸となって頑張っています!来年も更なる質の向上と規模拡大を目指します!

3. TEDxTokyoスピーチシュアール内特設ページ
NHKなどにも取り上げられた事で注目されるようになったTEDですが、その米国外初の暖簾分けイベントであるTEDxTokyoのステージに立った事は素晴らしい経験でした。今までも英語を使う事は多かったですが、スピーチをする事はほぼありませんでした。それが、いきなり200人以上の観衆とオンライン放送の中で、更にTEDxのイベントでする事になるとは思ってもいませんでした。昨年に参加したThe Tofu Projectの中でスピーチの仕方を指導して頂いたのが、いきなり活きました。素晴らしい機会を提供して頂いた皆さんに心から感謝します!

4. 人生初のフルマラソン2本完走!2012年2月26日のブログ記事
昨年の10月におふざけで応募した東京マラソンが当選して、ひょんなことから始めたマラソン(トライアスロン)ですが、その後は大阪マラソンにも当選し、人生初のフルマラソンを1年にいきなり2本走りました!ちなみに、人生初のハーフマラソンも今年だったのですが、今年だけでハーフを5本、30kmマラソンを1本走りました!人生で10km以上走ったことなったのに、頑張ったと思います。これからも長く続けられるスポーツなので焦らずに続けていこうと思います!JustGiving『走り・乗り・泳ぎます!3年でアイアンマン制覇!聴覚障がい者向けサービスの充実へ!』も継続して頑張っています。応援を宜しく御願いします!

5. ダボス会議GSC選出シュアール内特設ページ
今年の10月より、ダボス会議で有名な世界経済フォーラムの30代以下のメンバー、グローバル・シェイパーに選出して頂きました。東京ハブに所属する事になったのですが、本当に素晴らしいメンバーに出会えました。まだまだ例会への出席回数も多くなく、わからない事も多いのですが、刺激的なメンバーでこれからも一緒に活動をすると思うととてもワクワクしています!

6. イノベーションズアイアワード大賞受賞2012年12月8日のブログ記事
多くの方にウェブ投票ではお世話になりました。皆さんのおかげで決勝まで進出する事ができ、最後は大賞を受賞する事が出来ました。手話の事業がビジネス一色の大会で280社の頂点に立つという事は今までにはあり得なかった事だと思います。我々の活動が徐々に社会的に認められ始めているという事だと思います。これからも、手話・IT・ビジネスというキーワードで邁進していきます!

7. スキューバダイビング2012年10月1日のブログ記事
個人的に新しくチャレンジしたものとして、スキューバダイビングがあります。今までにシュノーケルくらいはした事がありましたが、スキューバは体験を含めても初めての経験でした。実際に潜ってみると本当に楽しくて、結局アドバンスのライセンスまで取得してしまいました!深い場所に行き、下から水面を見上げると自分が宙に浮いている気がして何とも不思議な気分になります。潜るためには準備を含め時間が必要なので、そんなに多くは潜れませんが少しずつスキルを身につけていきたいと思います!

8. 川崎コールセンター開設2012年8月1日のブログ記事
上記のテルテルコンシェルジュの影響も大きいのですが、8月に藤沢の本社を残しながら川崎に新しくコールセンターを開設しました。開設した朝から川崎でもコールを受ける準備を進めたため、開設時にはだいぶバタバタしましたが現在は藤沢本社と川崎CCの二拠点で活動をしています。少しずつ、事業規模も大きくなってきています。新しいオフィスで心を新たに頑張っています!

9. 神奈川県手話通訳者養成講習会修了2012年12月4日のブログ記事
今年一年間、神奈川県聴覚障害者福祉センターにて開催された手話通訳者養成講習会に週一で通いました。今までの手話は独学で身に付けてきたものだったので、他人から手話を習うのは初めてでした。出張が入ったり、宿題のFAXが送信出来ていなかったりと色々と御迷惑をかけましたが、素晴らしい講師とメンバーに支えられ無事に修了する事が出来ました!まだまだ未熟者ですが、これからも手話の技術を磨いていきたいと思います。本当にお世話になりました!

10. レーシック手術
今年のゴールデンウィークに地元の高崎でレーシック手術を受けました!術前は0.02ほどだった視力ですが、経過は順調で両目とも1.5まで回復しました。レーシックをして何よりも変わったのは、朝起きた瞬間から世界が良く見えるという事です。以前はメガネを探すまでに苦労しましたが、今ではそんな苦労もありません。コンタクトを忘れたり、メガネが壊れて困るという事もなくなりました。今後も経過は見続ける必要はありますが、今はとても快適に過ごせているので嬉しいです!

11. Forbes 30 Under 30選出2012年12月18日のブログ記事
予想外に12月に突然飛び込んできたニュースでした。アメリカの経済誌フォーブスが選ぶ、各分野の30歳以下の世界の30人「30 Under 30」の社会起業部門(Social Entrepreneur)に選出して頂きました。全部で15部門あるのですが、日本人からの選出は唯一だったそうです。他の部門で選ばれた人として、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ(Tech)、Dropboxのドリュー・ヒューストン(Tech)、Instagramのケヴィン・シストロム(Games & Apps)、ジャスティン・ビーバー(Music)、レディーガガ(Music)、ウサインボルト(Sports)といったメンバーが選ばれていました。まだまだ駆け出しの段階なので、彼らのように結果を残している人たちと肩を並べたとは到底言えませんが、海外でも活動が認められ始めている事は我々の事業の発展性を評価して頂いているからだと思います。ここで甘えずに更に前進をしていこうと思います!

12. カナダ:The National Business and Technology Conference
3月の23日、24日にカナダのバンクーバーで行われた国際会議に参加してきました。主に北米の参加者を中心として参加者を募っているそうで、北米以外からの参加者は私が初めてだったそうです。会場では、アメリカの隣国というカナダ独特の問題をいかに解決し、アメリカにも負けないビジネスを生み出すのかという事が激しく語られていました。楽天に買収されたkoboの創業者やMicrosoft Canadaの社長など多くの人と会い、直接、話が出来たのはとても良い経験でした。シュアールのブースも出したので、自社の事業内容をカナダの多くの人に知ってもらう良い機会になりました。今年参加した大きな国際会議はこれくらいだったのですが、これからも積極的に日本から世界へ出て行きたいと思います!

13. 日経新聞一面掲載2012年11月7日のブログ記事
私も友人からの連絡で初めて知って驚いたのですが、日経の一面に記事を掲載して頂きました。基本的には課題解決のために自ら起業した人もいるという文脈での紹介だったのですが、さすがに日経の一面はしびれました。今後は成果で載れるように頑張らないと!

本当に今年は色々とあった年でした。毎年、濃くなっていく気がします。今年も本当に多くの方にお世話になりました。2012年も大木洵人、そしてシュアールを応援して頂き、ありがとうございました!来年も、是非とも宜しく御願いします。

米フォーブス誌が選ぶ30歳以下の世界トップ30の社会起業家に選出頂きました!

アメリカの経済紙フォーブス(Forbes)が各分野の30歳以下の世界トップ30人を選出する「Forbes 30 under 30」という毎年恒例の企画で、社会起業家部門にあたる「Social Entrepreneur」部門に選出して頂きました(私の紹介ページはこちらです)。

20121218-30under30

ノミネートされている事も知らなかったので選出の連絡を頂いた時は驚きましたが、シュアールの活動が日本のみならず世界的に評価を頂けた事を嬉しく思います。これまで以上に日本から世界に向けて発信できる事業を展開していけるよう、頑張って参りたいと思います!

今回は30歳以下での選出なので、まだまだ一人前とは言えません。支援者の方々や仲間たちに支えられながら、諸先輩起業家・起業家仲間・後輩起業家たちと切磋琢磨し、より良い社会を目指してこれからも頑張ります!今後とも応援の程を宜しくお願い致します!

Forbes 30under30
Forbes 30under30 Social Entrepreneurs
Junto Ohki – Forbes 30under30 Social Entrepreneurs

イノベーションズアイ・アワード2012大賞受賞!応援、ありがとうございました!!

皆さんにもWEB投票などで応援して頂いたイノベーションズアイ・アワード2012にて大賞を受賞致しました(過去のブログ)。

イノベーションズアイ・アワードは産経新聞のフジサンケイビジネスアイが母体となって運営しているビジネスコンテストで、今年は280社のエントリーがあったそうです。一般のWeb投票で選ばれた5社と新聞社推薦枠で選ばれた5社の計10社が決勝に進出します。今回は、起業前から私が入居しているSFC-IVより推薦頂き遠隔手話通訳事業でエントリーし、新聞社推薦枠でファイナルに進出させて頂きました。当日は一番最後の発表だったので他の方の事業内容を聞く余裕がなく残念でしたが、トリのプレッシャーに負けずに力を出し切る事が出来ました!久しぶりのコンテストだったのですが、短い時間で自社製品の魅力を伝えるのは大変でした。特に今回はウェブ投票で多くの方に応援して頂いていたので、大賞受賞という結果を残せて嬉しかったです!
一般的にビジネスとは縁が薄いと思われがちな「手話」の事業が、このような大きなビジネスコンテストで大賞を受賞させて頂けた事は大変光栄であると同時に、時代が大きく変わってきていると感じています。過去には「学生プロジェクトとしては面白いけど、収益性が…」と言われ続けてきました。実際に学生向けのビジネスコンテストでは高い評価を頂いてきましたが、一般向けのコンテストでは入賞は難しいだろうというのが大方の意見でした。今回の大賞受賞は、手話ビジネスの事業性が認められ始めているからこそだと思います。これからに繋がる大きな自信になりました。
今まで手話について考えても来なかったビジネス界の方々に我々の事業内容とアイディアを伝え、ろう者の問題を知ってもらう事もシュアールに出来る大きな役割だと感じています。手話とビジネスの橋渡しを今後も続けていきたいと思います。

2012年は、アショカ・フェロー選出テルテルコンシェルジュ手話通訳リリースTEDxTokyoスピーチ川崎コールセンター開設、ダボス会議GSCメンバー選出、FITチャリティーランと盛りだくさんの1年でしたが、大きなイベントはこれで終わりだと思います。一年を締めくくるにはまだ早いですが、今年もあと20日ほどです。急に入った出張が2つ残っていますが、無理せずに頑張ろうと思います。
改めて、応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました!優勝しましたよー!!

神奈川県手話通訳者養成講習会修了

先日、一年以上通った「神奈川県手話通訳者養成講習会」を無事に修了しました!宿題もあり、スケジューリングにも苦労しましたが頑張りました。

手話通訳の資格には大きく分けると社会福祉法人聴力障害者情報文化センターが実施し、厚生労働省が認定している「手話通訳技能認定試験(通称:手話通訳士試験)」と社会福祉法人全国手話研修センターが実施している「手話通訳者全国統一試験(通称:統一試験)」の二つがあります。手話通訳士試験は20歳以上であれば誰でも受ける事が出来ますが、統一試験は手話通訳者養成過程を修了するなど一定の条件があります。
ちなみに、手話通訳は業務独占資格ではなく、名称独占資格なので資格がなくても手話通訳業務を行う事が出来ます。もちろん、シュアールにいる手話通訳者は上記のいずれかの資格を有している有資格者の通訳者しかいません。私も経営者として手話のビジネスに関わっている以上、これらの資格を取っていこうと考え、統一試験を受験するために今回の手話通訳者養成講習会に参加しました!統一試験に合格できれば「手話通訳者となる資格を有する者」と認定されます。私が現場にいられるのは限られた時間だとは思いますが、少しでも現場の近くにいられるように、これからも手話の技術を磨いていきたいと思います!

最後に、先生方、同期の皆さんには本当にお世話になりました!授業自体はとても辛かったですが、先生方にはとても丁寧に教えて頂き、同期の皆さんとは支え合いながら最後まで楽しく授業に参加できました。悔しい思いもたくさんしましたが、全体として笑顔の多い素晴らしいクラスだったと思います。人生の先輩としても色々と勉強になりました、笑。試験の結果はまだわかりませんが、これからもどうぞ宜しくお願いします!