上川総務副大臣と対談しました!

本日、上川陽子総務副大臣と対談をしました。

2020年の東京オリンピックに向けて、そして、東京オリンピックが終わった後も日本が更に発展していくために、若者が何を考えて活動しているのか、そして、国・政府は若者をどのような施策で支援していくべきなのか、平成生まれの:トリッピースの石田言行くんと同い年(オール昭和最後の学年)のリディラバの安部敏樹くんと一緒に、ざっくばらんに議論をしました!

最初に、弊社のサービスである遠隔手話通訳とSLintoの説明をさせて頂きました。聴覚障がい者の生活を良くするITサービスとして、総務省の協力はとても大切なので詳しく事業内容を説明できて良かったです!

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現在、日本財団さんが進めている遠隔手話通訳の電話リレーサービス(シュアールは受託企業として手話通訳を提供しています)の必要性についても副大臣に直接お伝え出来ました!素晴らしい機会でした!
電話リレーサービス(日本財団主催事業)

三人から事業紹介をした後は、若手起業家の目線から日本の発展に向けた議論をしました。相当ぶっちゃけた話になり、かなり盛り上がりました!三人とも若手起業家の中では特に官公庁との関わりが深い事業をしているので色々と思うことがあり、今まで溜めていた思いを一気に吐き出してしまいました(とても内容は書けません。苦笑)。しかし、副大臣は一つ一つの話をきちんと聞いた上で、「これからを生きる若者の意見を政策に反映させたい」とその方法を真剣に考えて頂きました。心強いですね!
まだまだこれからだと思いますが、今回の対談をきっかけに経験豊富な年配者と勢いと新しいアイディアを持っている若者が繋がり、聴覚障がい者を始め、多くの人にとって住みよい日本に近づいたら嬉しく思います。私も自分のドメインで頑張り続けたいと思います!

経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました!

この度、シュアールが経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選出して頂きました!

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経済産業省は、革新的な製品開発、サービスの創造や地域貢献・地域経済の活性化等、様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者・商店街の取組事例を「がんばる中小企業・小規模事業者300社」及び「がんばる商店街30選」として選定しました。経済産業省ホームページより引用)

日本には385万社の中小企業があり、これは国内の事業者のうち99%を占めているそうです。その中で活躍している300社として経済産業省から選んで頂けた事を本当に嬉しく思いますし、大きな自信につながりました。
創業5周年を迎え、「学生ベンチャー」から始まったシュアールも次のステップへと向かうタイミングで素晴らしい後押しを頂きました。ありがとうございました。多くの皆さんの応援に応えられるように今まで以上に頑張って参ります。今後とも宜しくお願い致します。
特設サイト内シュアールページ

今回の選定に際して、3月3日(月)~4日(火)に「がんばる中小企業・小規模事業者・商店街フォーラム」が開催され、昨日、「がんばる中小企業・小規模事業者300社」の授賞式も開催されました。
がんばる中小企業・小規模事業者・商店街フォーラムチラシ

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私たちのブースに磯崎仁彦経済産業大臣政務官にお越し頂いたので、遠隔手話通訳とSLintoについて説明させて頂きました。

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表彰式には茂木敏充経済産業大臣、松島みどり経済産業副大臣、伊丹敬之東京理科大学教授、矢島敬雅中小企業庁経営支援部長、前出の磯崎仁彦経済産業大臣政務官が出席されました。司会はフリーアナウンサーの久保純子さんでした。

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安倍晋三総理大臣からもビデオレターが届きました。日本の活力は中小企業にあり、他の企業の手本となり続けて下さい、といったお話をして頂きました。

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最後に受賞者の皆さんと経済産業省の方々と一緒に記念撮影をして、昨日の表彰式は終わりました。今回の表彰式には全国各地から参加者があり、人数が多過ぎたので地区別での撮影となりました。

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更に光栄な事に、本日の3月4日に4つあるパネルディスカッションのうち、2つ目の「サービス・小売等」のパネラーにも選出して頂き、13:00~13:50に登壇します。コーディネーターはジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子氏、私以外のパネラーは介護と建築を複業化したセントラル建設(株)代表取締役阿部伸一郎氏、ローカルヒーローを手掛ける(株)マブイストーン代表取締役古谷野裕一氏です。グランドプリンスホテル新高輪にて行われます。品川駅から徒歩5分の場所ですので、都内の方は是非お越し下さい!

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前衛過ぎるJINS PC for HACKERSがスゴイ!

JINSといえば絶賛躍進中のメガネメーカーで、JINS PCによってパソコン用メガネの市場を築き上げたわけですが、私も発売当初から今までに3本のJINS PCを使っています。自宅用、持ち歩き用、そして会社用として使っています。

3本を使い分けている中で、今回、会社用に購入したJINS PC for HACKERSが物凄くヒットです!私はハッカーではないですが、業務でパソコンを使っている時間が極めて長いので、目の疲れは死活問題です。今までのJINS PCもパソコン画面から出る有害なブルーライトをカットしてくれているので比較的に疲れは軽減するのですが、レンズの隙間からの歪みはどうしても解消できないので長時間のパソコン作業ではどうしても疲労がたまっていました。しかし、今回のJINS PC for HACKERSはサングラスのようなフォルムで視界の全てがカバーされるので本当に楽になりました!

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ちょっと形的に持ち歩くのには嵩張るし、目立ちすぎる面があるので社内でしか使用していませんが、ブルーライトによる目の疲れとレンズの隙間の歪みによる疲れの両方を改善してくれるJINS PC for HACKERSは職場用や御自宅用の2本目としてオススメです!

今、販売されているのは第二世代。そして、大幅セール中!本来は9990円が3990円と、なんと6000円引きです!残念ながらこの商品は一部の店舗でしか販売していないそうですが、Amazonでも購入できるそうです。普通のメガネと違ってサイズなどはないので、ネットで購入しても問題ないかと思います。私もネットで購入しました。


ちなみに2つのデザインがあり、私はサングラスに近い「PENTAGON」を購入しましたが、もう少し普通のメガネに近い「LINEAR」もあります。LINEARの方が普段使いにはいいかもしれないですね。

追記(2014/03/13):
Amazonでは売り切れになったみたいですね。JINSのホームページからも同じく3990円のセール価格で買えるようですので、こちらもどうぞ。
http://www.jins-jp.com/Products/Detail/number/PC-13-909/

『「女性のように考える」男性』として書籍に取り上げて頂きました!

イケダハヤトさんに御紹介して頂き、色々とお世話になっているアメリカのライター、ジョン・ガーズマさん(『スペンド・シフト ― <希望>をもたらす消費 ―』の著者として有名)の新しい書籍『女神的リーダーシップ 世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である』に取り上げて頂きました。

「女性的な価値観を重んじながら成功と実り多い人生を追及する男性」の実例として、仲間の起業家たちと一緒に掲載されています。どうやら私は女子力が高いそうです。通りで女子会になぜか男一人という状況が多かったわけです。女性的な価値観が強かったんですね。
書籍にも書いてありましたが、「草食系男子」とは少し違うそうです。草食系男子は受け身なのに対して、女性のように考える男性は、協働を実践し、寛容や謙遜などの姿勢を示しながら、起業家や社会革新家として成果を上げる事が出来るそうです。
よくわからないという方は是非、読んでみてください。Kindle版もありますので!


洋書でも取り上げて頂きました。というよりもこっちが原文ですね。事前チェックがなかったので、私の名前が「Juto Ohki」になっていましたが、、、ジュトー………

“Juto Ohki has exploited his skill with sign language, and the fame he gained as an interpreter on television, to create a service that provides instant communication help on smartphones and on the Internet to deaf people across Japan. The service makes it possible for them to perform simple transactions in a variety of settings – from banks to shops to government agencies. More important, it breaks the isolation that limits life.”

『Citizen-led Innovation / Pilot Project : 障がいのある子どもの境界をリデザインする』に登壇しました!福岡はやっぱり熱い!!

昨日まで「Citizen-led Innovation – Pilot Project : 障がいのある子どもの境界をリデザインする」に参加していました。この企画は、福岡とデンマークの共同プロジェクトで、市民生活に関する様々な課題をテーマに扱う予定だそうです。福岡側は「福岡地域戦略推進協議会(略称:Fukuoka D.C.)」、デンマーク側は「Dansk Design Center」が主体となり、「RE:PUBLIC」がオーガナイズしています。

“福岡、コペンハーゲンの市民生活に共通する課題を取り上げ、共同でリサーチし、革新的なアイデアを導き、ビジネスの創造を通じて解決する。この一連の取り組みに、市民がオーナーシップを持ってチャレンジし続ける活動を指します。”サイトから引用)

その第一弾が障がい児に関してだったそうで、今回のイベント主催者の一人、内田友紀さんと一緒にランチを食べていた時にイベントの話題になり、前日までFVMビッグマーケット2014で講演するために福岡に偶然いるタイミングだという事で、初日の午後に登壇する事になりました。

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最初のスピーカーは遠藤謙さん。彼はソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエイトリサーチャーという立場で義足の研究をしています。彼が紹介していた、米マサチューセッツ工科大(MIT)のヒュー・ハー教授は10代にして登山の天才と言われていたそうですが、若くして登山事故で凍傷により義足になったそうです。ただ、そんな事は全く気にせずに「足がなくなった分、軽くなったから義足の方が早く登山できるようになった」と言って登山を続けたそうです(ヒュー・ハー教授のインタビュー記事)。そのプラス思考には私も驚きました。

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次は私の話。友紀さんから、「とにかく大木君のしている事は、そのまま私達のプロジェクトがしたい事みたいなものだから、やっている事を好きなように話して!」と言われていたので、なんで手話の会社を始めたのか、なんで手話が大好きなのか、なんで手話じゃなきゃダメなのか、を思いのまま話しました。私は障がい者に関わる事業をしているのは事実なのですが、入口が「手話が大好き」だったので、一般的な障がい者支援者とは少し違った視点、考え方を持っているみたいで、会場の方にも新鮮に受け取ってもらえました。「大木さんが手話が大好きなのが良く伝わりました」とコメントを頂けたので、こんな活動家もいます、というのを知ってもらうという自分の役目は果たせたかと思います。

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二日目に入り、ゲストスピーチ三人目はバリアフリーを扱った福祉情報番組『バリバラ』チーフプロデューサーの日比野和雅さん!シュアールも元々は手話の娯楽番組を作っていた学生ボランティア団体から始まったので、バリバラを作った流れや目的など、とても共感しました。ある企画で「健常者が笑われている状況を作りたかった」と言っていましたが、シュアールの最初に製品、手話ポッドチャンネル内でも「聴者が笑われている状況を作ろう」というコンセプトで作ったコーナーがあったので思わず笑ってしまいました。
NHKという大きな組織で、こういった新しい事をするのって大変だっただろうと思っていたのですが「内部向け資料は真面目に書いて、しれっと通した。問題は徐々に話題になっていき、幹部が内容を知った後です。冷汗」と裏トーク。流石です、この人は本物ですね!

とにかく、この二日間の熱量は凄かったです。障害のある子どもを持つお母さんの相談サービス「プリズム」理事長の中村洋子さんはイベント初日の帰りに電子マネーを持ってくるのを忘れたので、私のスピーチを思い出して、バスの運転手さんに聞こえないふりをして特急の回数券を買う事を思いつき、実際に体験をされたそうです。

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また、幼児向けの運動塾「MIKIファニット」を運営されている太刀山美樹さんはロンドンの幼児番組に普通に手話通訳が入っていた事を思い出して、こういった形で幼少期から自然と手話に触れていれば「手話も、障がいも、当たり前と周りの子も育ってくれるだろう」と、その写真をFacebookで皆さんにシェアしてくださいました。こういった行動力に力強いパワーを感じました!

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今回の二日間の中で特に印象に残った言葉が二つがあります。

「出来ない事は、もういいです。新たに出来る事を増やす方が全然いい。」

永野明さんの言葉です。彼は、幼いころから脳性まひにより下半身が不自由なプロハンドサイクリストの選手です。これは何も障がい者の方にだけ言える事ではありません。私だって、これ以上に身長は伸びないだろうし、これ以上に若くなる事は無理だし、これ以上鼻を高くするのは難しいです。だったら、今からでも出来る事、伸ばせる能力を鍛える事に集中した方がより良い人生になりますよね!素晴らしい言葉だと思いました。
彼は障がい者でもプロのスポーツ選手になれるという夢を多くの子供たちに持ってもらいたいという想いで、自らプロスポーツ選手として活動している体現者です!2年半後のリオデジャネイロパラリンピックを目指しているそうです。応援しています!

「福岡は障害者雇用率8%を達成する」
そして、福岡が目指すべき方針として「アジアで抜きに出て障害者雇用を推し進めて注目を集める事が必要だ!」との声がありました。日本の法定雇用率が2%であり、実際には1.7%程度だという事を考えると8%は驚異的な数字です。けど、ここで集まった人の目は諦めとは全く逆で、とても輝いていました。それくらいの目標を掲げないといけない!と心から思っている人たちの集まりだからでしょう。
とにかく、私がパワーをもらいました。皆さん、二日間に渡りお疲れ様でした!シュアールも九州進出して早4ヶ月、これだけ多くの仲間に出会えた事を嬉しく思っています。これからも一緒に頑張りましょう!

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二日目の最後にゲストスピーカーの集合写真!バリバラの日比野さん、ソニーの遠藤さん、そして、たまたま居合わせたジョンさんの四人!楽しい時間をありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

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実は、イベント初日は私が昨年スピーチをしたTEDxFukuokaの日でした。シュアールの福岡進出のきっかけともなったイベントですので終わった後に顔だけでも出したいと思い、少し本イベントを抜けて、今年のTxFの懇親会に出席しました!昨年のTxFで出会い、今となっては盟友の佐賀県庁職員円城寺雄介さんや昨年から引き続き頑張っているスタッフの皆さんと再会の一枚!(……って言っても、普段からちょくちょく会っているのですが。笑)


昨年の私のTxFのスピーチです。遠隔手話について語っています!是非!

追記(2014/02/26):
今回はデンマークとの共同企画だという事でしたので、私が大学3年生の時に行ったデンマーク視察の記事をリストしておきます。

2009/09/14 デンマーク1日目 (デンマーク到着+羊)
2009/09/15 デンマーク2日目(エルシノア市行政+世界遺産クロンボー城)
2009/09/16 デンマーク3日目(障害者特殊教育施設+統合デイケア施設)
2009/09/17 デンマーク4日目(成人障害者通所施設+高齢者アクティビティーセンター+フレデリクスボー城)
2009/09/18 デンマーク5日目(高齢者ケアセンターと介護実技演習)
2009/09/19 デンマーク6日目(ボートツアー+デンマークろうあ連盟+コペンハーゲン観光)
2009/09/20 デンマーク7日目(心霊現象+帰国)