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千葉桜洋写真展「指先の羅針盤」 in 銀座ニコンサロン

5月24日(土)に銀座ニコンサロンにて開催されている千葉桜洋写真展「指先の羅針盤」に行ってきました。千葉桜さんはアクセシビリティ系の勉強会で出会って以来、年は離れていますがお互いにカメラ好きという事もあり定期的に飲みに行っている友人です。
今回、銀座ニコンサロンにて個展をしたという事で、趣味のレベルを超えた立派な聴覚障がい者カメラマンが誕生したと言えるでしょう!


今回の写真展では、自閉症の息子さんは被写体にしています。「聴覚障がいを持つ父から見る、自閉症を持つ息子」、とても興味深い内容でした。
銀座ニコンサロンは今日が最終日(15時まで)ですが、大阪ニコンサロンでは、6/21(木)から6/27(水)まで再び開催されるそうです。一枚一枚に深みがありますが、展示会全体としての作品性が素晴らしいと思います。オススメします!!

<以下、サイトより引用>
■会期
銀座ニコンサロン
2018年5月23日(水) 〜 2018年5月29日(火) 日曜休館
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
大阪ニコンサロン
2018年6月21日(木) 〜 2018年6月27日(水) 日曜休館
10:30~18:30(最終日は15:00まで)

■開催内容
家の周り、人混み、旅先、息子はいつも突然立ち止まる。

指先をカクカクと動かし、じっと横目で焦点を合わせ、そろりと歩き出す。
脳内で絞りやアングル、ズームを自在に駆使しているかのようである。

水面を掻きながら質感を確かめ、光に手をかざしてその隙間をのぞきこむ。
全て自分の五感だけで、目の前の光景を受け止めるのに無我夢中だ。

息子には脳機能の障害があり、他者とのコミュニケーションが難しい。夜中に笑い続ける、家のあちこちで水浸しにする、葬式の時大声で歌い出すなど、困った行動に振り回されてしまうこともある。

だが、そんな自閉症特有のこだわりや感覚に、そっと寄り添ってみると、
静かで豊かな光景が広がっていた。
今まで素通りしていた何気ないものでさえ、確かな存在感を増してくる。

こうして一家3人、巡礼のように歩きまわる。
(千葉桜 洋)

■プロフィール
千葉桜 洋(チバザクラ ヨウ)
1966年ニューヨーク州生まれ。生後11ヶ月の時、現地でかかった流行性耳下線炎が原因で聴覚障害となる(大阪帰国後、3才時に判明)。
無数の写真や絵カードなどに触れながら、言語を獲得する。高校の時、登山と共に写真を撮り始める。
東京都杉並区在住。
2014年、渡部さとる氏主宰「ワークショップ2B」を受講。
2016年より「カロタイプ フォトワークス」にて写真制作活動中

メイン機をNikon D850にしました!

2017年9月8日に発売されたNikonのD850!9月10日に入手しました!実際には、予約していた分が9月8日には届いていたそうですが、取りに行けずに10日の受け取りになりました。今回はニコン100周年記念のカメラという事で、Nikon側の気合いを感じる1台です!
私はずっとNikonのD3桁台を利用していて、D100→D300→D300s→D810ときて、今回が5代目(台目)です。今回からD3桁としては初めて、D5と同じで内臓フラッシュが消えています。その分、シュッとした顔立ちになっています!
ちなみにフィルムカメラはF4です。F4はF3とF5という巨匠に挟まれて、少し影が薄いですが、個人的には最も手をかければ良い写真の撮れるカメラだと思っています。


今回は、D850とマルチパワーバッテリーパック MB-D18もゲット!メイン機の変更には必須アイテムですね!


D850の本体と付属品は、マニュアル、バッテリー、チャージャー、ストラップ、アイピース、USBケーブル、ボディキャップです。標準的な内容ですね。


万能レンズのAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRを付けてみました。有効画素数が4575万画素あるので、DXで1946万画素になり、クロップするとD500がそのまま中に入っている事と変わらなくなります。24-120を付けていても、24-180のD500になるのは凄いですね!


そして、次はバッテリーグリップです。本体と単3形ホルダーが入っています。単3形ホルダーを使う事で、単3形電池×8本でも利用する事が出来ます。


見た目がかっこよくなるだけではもちろんなく、縦位置での撮影に力を発揮してくれます!
また、Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL18a/EN-EL18bを使用する事で、D850の連続撮影速度が最大約9コマ/秒まで向上します。


しかし、気軽に持ち歩くのが好きな私は明らかに不釣合いですが、AI AF Nikkor 24mm f/2.8Dを付けるのが好きです。


D810は下取りに出したので、お別れをしてきました。一緒に多くの旅をしてきました。海外にも行きましたし、たまに頂く撮影の仕事も一緒に熟してきました。
まだまだ力を残していると思います。次の持ち主の下でも頑張って下さい!


最後にセルフィーツーショット!D810、今までありがとう!!

Nikonアイピース・接眼目当てDK-3レビュー

先日、気が付いたら現在のメイン機ニコンD300Sの接眼目当てがなくなっていました。良い機会なので、接眼目当てを大きめのDK-3に変えてみることにしました。スタジオで撮影する時に隣で撮影している人のフラッシュが気になったり、外でスポーツの撮影をしている時に何かに反射した光が横から入ってきて眩しい事も多かったので。。。

20140810eyepiece1
接眼目当てDK-3を使うには、アイピース(FM3A・NewFM2・FE2・FA用)アイピースアダプターDK-22も一緒にそろえる必要があります(機種によって多少の違いがあるのでNikonのサイトで対応表の確認をお勧めします)。それぞれ500円~1,000円くらいなので、全部で2,000円くらいだと思います。

20140810eyepiece2
アイピースを開けると丁寧に袋に入っていました。確かに指紋が付くと見えにくくなるし、傷が付きやすいパーツですしね。DK-3とDK-22は袋から出すだけでした。

20140810eyepiece3
組み立て方は、アイピースアダプターに接眼目当てを乗せてアイピースで挟んで固定するだけ(アイピース→接眼目当て→アダプターの順)です。DK-3はゴムですので気を付けないと、はめ込む時とちぎれてしまう可能性があります。回す時はアイピースと接眼目当てを一緒に持つようにした方がいいと思います。

20140810eyepiece5
後は、普通にカメラのファインダーに装着するだけです。とても簡単!見た目が少しごっつくなりますが、それがかっこいいという人も多いですね。個人的に持ち運ぶときに邪魔になるかなと思いましたが、特に問題なくカメラバックに収まってくれました。

使用感ですが、今のところ良いです。アイピースのガラスが目障りだというネットの記事も見ましたが、私は気にならないです。ガラス部分は外しても問題ないようですので、気になる方は外しても良いと思います。液晶に顔が触れる面積が少なくなるので液晶の汚れも気になりにくくなりました。夏の外での撮影は汗をかきますからね。。。私はメガネではないのでわかりませんが、ファインダーにメガネが当たって痛いという症状も解消されるそうです。
撮影で周りの光が気になる方、液晶の汚れが気になる方、メガネの方は是非一度、お試し下さい。