月別アーカイブ: 2016年12月

National Geographicに記事が掲載されました!

昨日、発売されたナショナルジオグラフィック日本版2017年1月号ロレックス賞に関する記事が掲載されました。
ナショナルジオグラフィックのグローバルスポンサーであるRolexの記事体広告として、ロレックス賞に関する記事が掲載され、私が今年の受賞者として紹介されています。


National Geographic本社のCEOとは、先日の表彰式でも御挨拶をさせて頂いていました。こういう出会いが繋がっていくのは嬉しいですね。
フォトジャーナリストを目指していた頃に憧れていた媒体だったので、形は変わりましたが関わる事ができて、とても感動でした!2016年、最後に嬉しいニュースでした!


ちなみに、今回のナショナルジオグラフィックは「ジェンダー革命」というテーマで、一冊丸々、多様化する性について取り上げています。ろう者はLGBTがとても多いと言われているので、このタイミングでの記事掲載は運命的なものを感じました。大変に読み応えのある内容となっているので、是非とも手に取って頂ければと思います。

手話で気軽に学べるカメラ講座!スマホで人物を撮ってみよう!

特定非営利活動法人シュアールが開校しているデフカルチャースクールにて、新たにカメラ講座を開設しました!

デフカルチャースクールは、手話で学ぶ事の出来るカルチャースクールで、今回はプロのカメラマンを講師としてお呼びし、手話通訳士が手話通訳を行う形で講座を実施します。スマホで簡単に撮れる人物写真を3回の講義を通して学びます。プロの技術を手話で学べる機会なので、日本語の苦手な方、手話で学びたい方など是非お越しください。
明日、12月28日までは早割にて500円引きです!お早めに!

以下、事務局からの詳細です!
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来春1月に手話で楽しむカメラ講座を開催!
「スマホカメラで人物を撮影しよう!」

お手持ちのカメラで、カメラの知識や基礎を習得していただける講座です。
講座中にはプロのモデルさんをお呼びし、普段撮影でいないようなプロの現場も体験していただきたいと思います。
※この講座には全て手話通訳が付きます。

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早割、お友達割、始めました♪
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12/28までにお申し込み頂いた方、またはお友達と一緒にご参加される方は、500円引きになります!ぜひお気軽にご参加ください♪

■日時
毎月1回 日曜日 10:00~12:00(120分)
全3回
(1)2017年1月22日(日)スマホカメラの使い方
(2)2月19日(日)スマホで人物撮影
(3)3月12日(日)上手な加工アプリの使い方

■受講費
9,000円(3回分)
※早割またはお友達とお申込みいただいた方は500円引きになります。

■場所
東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower

■講師
せきねおさむ氏

広告や雑誌等で、アイテム写真、風景写真、モデル写真など12年の撮影経験の中、様々なハンドメイド作家様からの自社HPなどの写真の撮り方を知りたいとの声が多数あり、その声に応える形で2013年写真教室「paluce」を設立。
2016年6月に『ネットショピングフォト講座』出版。同年9月には『お願いランキング』のメディア出演。その後多数のメディア出演のご要望がございます。

■申込〆切
2016年1月14日(土)
※早割ご希望の方は12/28(水)までにお申し込みください!

■申込方法
以下のURLよりお申込みください!
http://www.kokuchpro.com/event/5489d7d3d84a2489f0dca3afd7b20a0b/

■お問合せ
http://shur.or.jp/dsc/?page_id=33
シュアール・デフカルチャースクール
カメラ講座事務局宛て

皆様のご参加お待ちしております!
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手話TV「GO!GO!しゅわーるど」あやMC卒業!

特定非営利活動法人シュアールが配信している手話TVのMCを長い事務めてくれた「あや」が2016年12月25日配信号をもって、GO!GO!しゅわーるどのMCを卒業しました!


彼女は、前身の手話PodChannelから手話TVへとリニューアルした2015年1月から2年間、番組にずっと関わってくれました。今回の12月25日配信号を観て頂ければわかりますが、彼女の貢献はMCにとどまらず、イベントの取材、インタビュー、グルメレポーター、更には台湾出張取材まで幅広く、彼女の頑張りと成長なくしては今の手話TVはありませんでした。
シュアールグループのメンバー全員、心からあやさんに感謝をすると共に、彼女の今後のチャレンジを応援したいと思います!今までありがとうございました!


彼女の可愛い笑顔を番組を通して皆さんにお届け出来なくなるのはとても残念ですが、ゲスト出演という形で皆さんの前に再び彼女の元気な姿をお見せできる日が来る事を願っています。

そして、2017年1月5日配信号からは新MCをお迎えします!彼女もとても素晴らしい方です!新生「GO!GO!しゅわーるど」を楽しみしていて下さい!私も楽しみです!

日本人初、ロレックス賞ヤングローリエイツを受賞致しました!


ロレックス賞の受賞者が発表され、光栄なことにヤングローリエイツ(30歳以下の部門)を受賞致しました。1976年に始まり、40周年を迎える今回は144ヵ国から2322の応募があり、ローリエイツ5名とヤングローリエイツ5名の計10名が選出されました。先日、ファイナリストに選出された事を報告させて頂いた際にも記載させて頂いたのですが、日本人として初のヤング部門受賞となりました。


今回の受賞は、世界に発見されているだけで126種類ある手話の世界的プラットフォームを目指しているSLintoを評価いただき、受賞致しました。手話のWikipediaを目指しているSLintoは、クラウド型のオンライン手話辞典として2012年にオープンし、ユーザー投稿による単語登録方法で日本最大級のオンライン手話へと成長しました。また、特許技術である手話キーボードを搭載した世界唯一の手話辞典でもあり、手の形と位置を入力できる手話キーボードで、音声言語→手話の検索(紙の手話辞典を利用する方法や「犬 手話」と検索サイトで検索する方法など)では不可能であった手話→音声言語の検索を可能としました。
SLintoに関する日本手話による説明は以下の動画をご覧ください!


今後は、今回の受賞で延べ140名となったロレックス賞受賞者の一員として、ロレックス賞のネットワークを通して、世界の手話のプラットフォーム、アルファベットと成長させるべく、日本のみならず海外の手話も取り入れられるように活動の幅を広げたいと思っています。


先月、アメリカのロサンゼルスにて授賞式が行われ、過去の受賞者を含め多くの参加者が集まりました。


ドルビーシアターにて行われた授賞式では、全体の挨拶を映画『タイタニック』の監督として有名なジェームズ・キャメロンさんが行い、盛大に開始されました。


ヤングローリエイツの発表は、映画『スタートレック』で有名なクリス・パインさんが行いました。発表前に舞台裏で少しお話をさせて頂きましたが、男の私から見てもイケメン過ぎて、あまり話が入ってきませんでした。苦笑


アメリカのろう女優で有名なTerryleneさんも祝福に来て頂けました!私はアメリカ手話がほとんど出来ないので苦労しましたが、なんとか御礼を伝えられました!息子さんが日本が好きだという事で、彼女も少しだけ日本手話が出来たので助かりました。


両親も日本から駆けつけてくれました!家族で海外に行くのは中学生の時に行ったハワイ以来でしたが、両親も楽しんでくれたようで、多少は親孝行が出来たかと思っています。


最後は、ステージ上で食事会を行い、授賞式は終了しました。オスカーの授賞式も行われるドルビーシアターのステージ上で食事をするなんて普通は考えられない貴重な体験でした!


授賞式の前日には、ロレックスCEOのJEAN-FRÉDÉRIC DUFOURさんとも一緒に夕食を頂き、様々な意見交換をさせて頂きました。

今回のロレックス賞受賞は、本当に多くの皆様の御支援があったからこそ頂けた賞です。
大学時代から御指導を頂いている國領二郎先生、飯盛義徳先生、そして、故・松倉秀実先生、3名のお力がなければアイディアが生まれる事も、実現に向けて歩み始める事も出来ませんでした。
技術的知識が未熟な私をサポートしてくれた日本マイクロソフト砂金信一郎さん(当時)と石坂誠さん(当時)、プノップ浅見城輝さんと桜井剛さん、試作品というには未熟すぎたサイトを公開できるまで成長させて頂きました。
サイトを立ち上げるために行ったクラウドファンディングに御支援を頂いた皆様、一緒に活動してくれたアレックスの辻野晃一郎さん、countdownの黒田俊平さん(当時)、KIEP仲間の眞司さん、高崎高校時代の仲間の大宮透君、DNA沼田翔二朗君。皆様一人一人の御支援がなかったらサイトをオープンする事も出来ませんでした。
サイトが出来上がったばかりで、まだまだ広告価値がなかった頃からスポンサーとして応援して頂いたモリサワの森澤彰彦社長、姫井晃さん、チェリオの菅大介さん、ベイリンガーインゲルハイムの田村さん、遊佐さん。
起業家、社会起業家として未熟だった私を育てて頂いたSFC-IVの廣川克也IM(当時)、世良信一郎CIM(当時)、橋詰忠昭IM(当時)、メンター三田会の森靖孝会長(当時)、ETIC.の宮城治男さんと佐々木健介さん、社会起業塾メンター水谷衣里さん、ETIC.の皆様、Ashokaの渡邊奈々さん、Ashokaの皆様。
greenzの小野裕之さんと植原正太郎君、今回greenzさんに取り上げて頂かなったら、賞の存在も知らなかったので応募すら出来ませんでした。貴重なきっかけを頂きました。
これまでに創業時から今までにシュアールに関わってくれたメンバー、遠隔手話通訳事業を支えてくれている手話通訳の皆さん、様々な御支援、御指導を頂いているアドバイザー・メンターの方々、皆様の力がなければシュアールを続けてくる事はできませんでした。
最後に、これまでシュアール創業してから8年間、辛い時期もありましたが、常に私の味方でいてくれ、応援してくれている家族、親族、友人たち。
ここに書ききれないくらい多くの方の支えでシュアールは途切れることなく歩んできました。今回の受賞は、皆様とのチームでの受賞だと思っています。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。


最後に、次期募集が12月1日より始まっています。今回はヤング部門のみの募集です。2017年6月30日時点で18歳から30歳の人が対象です。選考は1年以上かかりますが、今回から賞金が大幅に増額して1万スイスフラン(約1100万円:2016年12月9日現在のレート)です。社会問題の解決に向けて活動をする同世代の仲間の活動を見ることが出来るのは、私としても大変に楽しみです。応募に関する御相談などは個別に御相談ください。推薦もどしどしお願いします!

BS朝日『Fresh Faces -アタラシイヒト-』に取り上げて頂きました。

少し前の話ですが『Fresh Faces -アタラシイヒト-』に取り上げて頂きました。キュービードレッシングが提供している3分間の短い尺の番組で、BS朝日にて放映されました(ごめんなさい、既に放映済みです!)。「キューピー」「3分」と聞くと別の番組が思い浮かびますね。この番組は、『さまざまな分野で、第一線を走るフレッシュな人々を紹介していきます。常識を疑い、現状に安住せず、アタラシイ価値観を創造する人、時代をワクワクさせ、気持ちを高めてくれるようなアタラシイ考え方を発信する人。瑞々しい感性を新鮮な野菜の映像と掛け合わせ、スタイリッシュに演出(番組サイト引用)』する番組だそうで、毎週土曜日の8時54分から9時まで放送されています。

放映前にチェックが入るわけではないので、字幕が一部しかなかったり、私の名前の英語表記が「Ohki」なのに「Oki」になっていたり、出身学部が「環境情報学部」なのに「総合政策学部」になっていたりと、色々とツッコミどころはありましたが、私がSLintoで実現したい事を短い時間で、かなりわかりやすくまとめて頂いたと思います。放送はだいぶ前でしたが、今でもYouTubeで見ることができます!是非ご覧ください。


もちろん、主にシュアールの代表として取り上げて頂いているわけですが、同時に「手話通訳士」という肩書を掲載して頂けている事を嬉しく思います。厚生労働省が認定する手話通訳士は、日本で唯一の手話に関する公的資格です。しかし、その存在すらあまり知られていないのが現状です。手話通訳士の一人として、手話通訳士の知名度向上や社会的地位向上に少しでも役立てれば光栄です。そして、手話通訳士を職業選択の一つとして考えてくれる人が一人でも増えてくれると嬉しいです!(更に、シュアールに来てくれたら最高ですね!)

過去の出演者の映像もバックナンバーから見ることが出来ます。仲の良いメンバーが多数出演していて、取材前には私も参考に色々と拝見しました。短い時間で楽しめるので是非!