月別アーカイブ: 2012年3月

学び多き、神奈川県手話通訳者養成講習会!

本日は、神奈川県聴覚障害者福祉センターにて行われている神奈川県手話通訳者養成講習会でした。この講座は昨年の10月から始まり、今年12月に行われる手話通訳者全国統一試験の合格を目指す講習会です。講座を受講するためには筆記試験と実技試験に合格する必要があり、手話通訳の現場に出られるだけの力を身に付けるための最後の訓練所です。ここを卒業し試験に合格した後は、現場で手話力を身に付けるしかありません。講習会は、ほぼ毎週開催されています。

今日は初めて場面通訳の練習をしました!場面通訳自体は藤沢市の養成講座で練習をしていたので初めてではなかったのですが、久しぶりな上に大人数の前で行うのは初めてだったので苦労しましたが大変良い経験になりました。場面通訳とは、実際に数人間の会話を通訳するもので、手話と音声言語(日本語)の素早い切り替えが求められます(他に講演会などで、ずっと一方向的に「音声言語→手話」や「手話→音声言語」と訳し続ける通訳もあります)。
「手話でコミュニケーションが出来る」という事と「手話の通訳が出来る」という事は違います。求められるスキルが若干異なります。今まで手話でのコミュニケーションは多く積んできましたが、通訳を経験したのは昨年の夏が初めてです。今後、更に講座を受講する中で手話力と手話通訳力に磨きをかけていきたいと思います!.

囲碁初段取得!免状が届きました!

先日、囲碁アマチュア初段の免状が日本棋院から届きました!趣味として2010年5月から始めた囲碁でしたが、初段を約一年前の2011年2月に取得していました!しかし、免状の申請を忘れていて、やっと先日になって免状を手に入れる事が出来ました!

この免状は一枚一枚全て手書きで作られているそうです。段によって書かれている内容が違うのですが、初段には「貴殿棋道執心修行 無懈怠手段漸進依 之初段令免許畢猶 以勉勵上達之心掛 可為肝要者也仍而 免状件如」と書かれています。漢字がここまで続くと読むのが難しいのですが「きでん きどうしゅうしん しゅぎょう けたいなく しゅだん ようやくすすむ これによって しょだんを めんきょ せしめおわんぬ なおももって べんれいじょうたつの こころがけ かんようたるべきものなり よって めんじょう くだんのごとし」と読むそうです。難しい文章で書かれていますが、簡単に言うと「初段を取るまで良く頑張りましたね。今後も頑張って下さい。」という感じだと思います。
囲碁は生涯続けることのできる趣味ですし、頭の体操になります。戦略の立て方など経営に近いものを感じる事もあります。中国発祥と言われる碁ですが、庶民の娯楽から現在の競技にまで発展させたのは日本だと言われています。また、囲碁はコンピュータが未だに人間に敵わないボードゲームだとも言われています。チェスでは世界チャンピオンがコンピュータに敗れ、将棋もプロ棋士レベルに達している中、囲碁は依然としてアマチュア段レベルだそうです。これはゲーム中に考えうる局面数が「オセロ:10の60乗」、「チェス:10の120乗」、「将棋:10の220乗」に対して「囲碁:10の360乗」と桁違いに選択肢が多いからだと言われています。
既に初段を取得して1年以上が経ちましたが、二段にはなかなか届きません…。今後も精進が必要です。.