東京大学大学院情報学環教育部、修了!

先日、東京工業大学CUMOTを修了した事をご報告しましたが、実は2年前から東京大学大学院情報学環教育部の研究生もしていました。学環教育部は東大の中でも珍しく、大学院の中に学部生から社会人までが学ぶ第二専攻として用意されている教育機関です。歴史は古く、第一期生(当時:東京帝国大学新聞研究所)には読売新聞の渡邉恒雄氏がおり、他にもOBGにはソフトバンクのホワイト家族24を手掛けた電通のCMプランナー澤本嘉光氏やアナウンサーの草野仁氏などがいます。毎年、入学試験があり、30名が選抜されます。半数以上が現役の東大生で、残りを他大生や社会人が占めます。今年は29名が修了し、史上最高の修了者数だったのではないかと言われています。

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2年間で24単位を取れると修了なのですが、私は1年半で単位をほぼ取り終え、最後に特別演習レポートが認められたので、無事に修了出来ました!そのため、実際には2年間通っていたわけではありませんが、慶應義塾大学とは少し違った学校の雰囲気を味わいました。SFCでは経営学を専攻しながら学生起業をしていたこともあり、授業≒事業になっている面がありましたが、東大では全く違う分野の学習だったので新鮮でした。

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学習した内容は、古書を掘り下げて読み込んだり、電通や博報堂の方から広告について学んだり、Androidのアプリを開発したり、福島県の土湯温泉の復興をアートで行うプロジェクトで現地に行ったり、日産に対して企画提案をしたりと、本当に幅広かったです。一つ一つの授業が個性的で、充実していました。

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研究生の皆さんは、本当にオンとオフの切り替えが激しく、本気で学び、本気でふざけてました。私も合宿では遅くまで飲んで、山奥の温泉にみんなで行って、卓球して、ゲームしてと、久しぶりに大学生時代のようにはしゃぎました。仕事の都合で、イベントにあまり参加できなかったのが残念でした。

特にヴァルター・ベンヤミンの『複製技術時代の芸術作品』を13週に亘り輪読したのは楽しかったです。一文一文、解釈していき全員で議論をするのは良い経験でした。同じ文章を読んでも多くの解釈が存在し、勉強になりました。そして、1936年に書かれた本であるにも関わらず、現在の「アナログ→デジタル」にも通ずる考えがありました。ベンヤミンの言うアウラが、このデジタル社会では何を表すことになるのか、今でも考え続けています。

母校と呼べる場所が新たに増えました。改めて、学習する機会は常に作っていかなければと思いました。
2年間という短い間ではありましたが、とても楽しかったです。先生方、事務の方々、一緒に学んだ研究生の皆さん、ありがとうございました。
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