【映画レビュー】『ザ・トライブ』(2014)

カンヌ国際映画祭2014批評家週間3冠を達成した、全編手話で字幕も吹き替えもない、異質な映画『ザ・トライブ』が本日、日本でも公開されます!私は仕事の関係で公開前に鑑賞しましたが、一言で言うなら「手話映画の次の時代の幕開け」だと思いました。

主人公の少年の変化を描いたストーリー展開、場面展開を減らし手話をカットしない撮影手法、そして何より全編ウクライナ手話という不思議な空間…。全てが私を映画の世界に引き込みました。

ちなみに、手話は世界共通ではないので日本手話の通訳士である私が観ても、手話を全く知らない人と同程度の理解度です。それでも十分にストーリーは追えますし、内容は理解できました。手話が全く分からないという方も是非!

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