無事に30歳を迎えました!皆様の支えに感謝!!

本日、30歳の誕生日を無事に迎える事が出来ました。これまで大木洵人を公私共に支えて頂いた皆様、誠にありがとうございました。

この10年間、本当に激動でした。大学入学直後の6月に20歳になり、同じ年の8月に手話を始めたので、私の20代は手話と出会い、手話と共に歩んできたと言っても過言ではありません。

(20歳、紅白歌合戦)

20歳の8月に手話を独学で始め、10月に手話サークル『I’m 手話』を立ち上げ、12月に紅白歌合戦にて手話コーラスをさせて頂きました。そして、翌年の5月にシュアールの活動の基となるボランティア団体『手話ネット』を立ち上げました。

(21歳、起業前のスタンフォード大学への短期留学)

21歳の11月に手話ネットを発展させる形でシュアールを創業。本格的に手話ビジネスの世界に入っていきました。
その後は、22歳で学生国際ビジネスコンテストGlobal TiCに日本代表として出場させて頂き、24歳でAshoka Fellowになりました。

(22歳、Global TiC表彰式)

25歳ではダボス会議Global Shapers、Forbes 30Under30 Worldに選出頂き、更に手話通訳士試験に合格し、私自身も手話のプロになりました。

(24歳、Ashoka Fellow選出発表)

その後も神奈川県や群馬県の審議委員やGSC福岡ハブの立ち上げなど、手話以外の場面でも多くの事を経験させて頂きました。アカデミアの分野でも、慶應義塾大学環境情報学部卒業、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所修了、東京大学大学院情報学環教育部修了、そして慶應義塾大学SFC研究所研究員も務めさせて頂きました。

(27歳、ダボス会議GSC東京ハブ1期生卒業式。メンバー全員で”I love you”のアメリカ手話)

そして、20代最後の年、29歳にてRolex賞を受賞させて頂きました。今回もヤング部門として日本人初の受賞で、アショカ・フェロー、フォーブス30アンダー30に続く、日本人初の受賞でした。手話という限られた領域ではありますが、日本人でも世界から注目を集められる事を証明した受賞で、この10年の集大成だったと思います。本当に嬉しい瞬間でした。

(29歳、Rolex Award授賞式)

こうして20代を振り返ると前半は色々な方に期待を頂き、貴重な機会を多く頂きました。それを後半で少しずつ実力を付けて、形にしていった10年間でした。本当に多くの方々の御推薦や御協力で、貴重な機会を頂きました。学生しか参加できないイベントに推薦してもらったり、20代でしかもらえない賞も多く頂きました。逆に、私以外の全員が私の倍以上の年齢のコミュニティに所属させてもらう貴重な経験も多くありました。

(28歳、ダボス会議にて尊敬する起業家、BizReach南さんと。南さんとは実は同じ誕生日)

ここに書いた内容以外でも、一つ一つの活動や賞、カンファレンスなど、お世話になった先生や支援団体の方々、一緒に活動してくれた仲間たち、アドバイスをくれた先輩起業家や色々な気付きをくれた起業家仲間たち、そして、ずっと応援してくれている家族の顔がたくさん浮かんできます。感謝をしてもしきれませんが、御礼を言わせて頂きます。本当にありがとうございました。

(28歳、スポールブールトルコ国際大会表彰式)

その間にもプライベートでは24歳でマラソンを始め、4ヵ月で10キロ減量し、初のフルマラソンを完走、20代では9回のフルマラソン(1回のウルトラマラソン含む)を完走しました。そして、スポールブールを27歳で始め、トルコ国際大会に1度は日本代表として、もう1度は招待選手として出場、合計、金メダル1つ、銅メダル2つ(ラッファ含む)を獲得しました。

引っ越しも2回しました。住んでいた湘南台、川崎には多くの思い出があります。10代では1年のアメリカ生活こそありましたが、海外旅行は4回ほどしか行ったことがありませんでした。20代では35か国以上に100回近く、出張や旅行で訪れたと思います。その都度、色々と学ばせて頂いています。

(29歳、スタッフ合宿にてメンバーと)

この10年間、苦楽を共にしてきてくれた仲間たちには、本当に心から感謝しています。既に次のステップを見つけて旅立った人もいますし、喧嘩別れをしてしまったメンバーもいますが、一人ひとりが本当に大切なメンバーでした。彼らがいたからこそ、ここまで続けて来れました。ありがとうございました。

狙っているわけではないのですが、誕生日近辺に大きな発表をさせて頂く事が多く、2012年には大型提携の発表を、2013年にはJR東日本様への導入に関する発表を、一昨日はソフトフロントジャパンとの協業を発表させて頂きました。来年の今頃には、更に大きな発表ができるように頑張りたいと思います。

これまで20代の私に時間や労力、アドバイスや資金を投資して頂いた皆様に、30代では少しでも恩返しが出来るように、与えられた使命を全うしたいと思います。
今後とも皆さんの御支援、御協力をどうぞ宜しくお願い致します。


2017年6月15日 大木洵人 アテネにて
(パルテノン神殿では伝統衣装での撮影は禁止されていますが、特別に許可を頂き撮影しました)

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