月別アーカイブ: 2012年1月

第二回「聴覚障がい(deaf)ママ親子学級」を開催しました!

本日、社会起業塾同期のAsMamaさんと共同で設立した「聴覚障がい(deaf)ママ親子学級」の第二回を開催しました(企画詳細は過去のブログ記事をご覧下さい)。

インフルエンザが流行っている時期だったので、参加者のお子さんが高熱を出してしまう等のトラブルがあり、前回よりも参加者は少なかったのですが、お母さん同士で悩みを相談し合う時間を多く作った事もあり、とても濃い内容だったと思います。前回から引き続き参加して頂いた方と今回新しく参加して頂いた方の間での情報共有もうまく出来たと思います。
今後、デフママ同士でお互いに頼り合える子育て環境を作るため、我々もサービス・システム・場などを提供しながら、お互いに協力し合える信頼関係を作っていきたいと思います。

大先輩、本城さんの被災地支援。脈々と受け継がれるSFC魂!

昨日の朝、一つのニュースが私を覚醒させました。大学の大先輩、本城慎之介さんの記事です。

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南三陸町が高台移転用地を取得 楽天元副社長が購入寄付

東日本大震災で被災した宮城県南三陸町戸倉地区の高台移転用地として町が取得を目指したものの、町議会で議案が否決された同町戸倉のゴルフ場開発跡地106ヘクタールを、楽天元副社長の本城慎之介氏(39)が購入し、町に寄付していたことが10日、分かった。
 土地登記によると2011年12月に、所有する東京の投資会社から本城氏が土地を購入、26日に南三陸町に寄付された。同月下旬に都内で佐藤仁町長と面会した本城氏が土地を寄付する意向を示し、町が受け入れた。
 町では同跡地を高台移転の住宅用地のほか、土地利用計画案に学校や公民館など被災公共施設の建設用地を盛り込むなど戸倉地区の中心市街地再生の核になると見込んでおり、寄付により復興計画の加速が期待される。
 本城氏はインターネット仮想商店街「楽天市場」の創設に関わった。震災後はボランティアで南三陸町を訪れたほか、11年8月に開かれた「子ども夢花火」の資金確保のため、打ち上げる花火を楽天市場の仮想店舗で購入してもらうアイデアなどを提案した。
 河北新報社の取材に対し本城氏は「多くの知り合いができた南三陸町は特別な場所。一日も早く日常を取り戻してもらうには何かできないかと考え寄付した。復興のため町民で議論して有効に使ってほしい」と話した。
 同跡地は町が11年8月、投資会社から9300万円で取得する議案を町議会に提出したが、用途などの説明が不十分だとして議会が反発、議案を撤回した。再提出された議案も10月の町議会で「契約の経緯があいまいだ」などとして否決された。

2012年01月11日水曜日 河北新報社(出典元
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本城さんには、大学2年生の頃から大変お世話になっています。楽天の副社長から公立中学校の最年少校長(当時)への思い切った転向は大きなムーブメントを巻き起こし、多くの人の「働く意識」を変えたと思います。本城さんの後輩として、SFCにいられた事を本当に誇りに思っています。
そして、その本城さんを先輩と慕うフローレンスの駒崎弘樹さんも自身のブログで、本城さんの今回の支援を自慢しています(駒崎さんのブログ記事)。フローレンスといえば、社会起業家として最も成功している企業と言っても過言ではないと思います。駒崎さん自身もITベンチャー経営者からNPO経営者へ転向した経歴の持ち主です。私にとって、まさにロールモデルとして背中を追っている大先輩です。
本城さんは駒崎さんの7つ上の先輩だそうです。駒崎さんは私の8つ上の先輩です。まだまだ駒崎さんの足元にも及んでいない私ですが、前を行く偉大な先輩方の後ろを必死に追う事が出来る事を嬉しく思っています。そして、私の周りにはSFCで出会った、切磋琢磨する起業家仲間や共に頑張る仲間がいます。取り組んでいるテーマも周りの環境も大きく違うので社会に対するアプローチ方法はそれぞれ違うとは思いますが、偉大な先輩方が築いてきたSFC魂は後輩へと脈々と受け継がれています。少しでも先輩方に追いつき、社会に対して大きなバリューが出せるように今日も最大限の一歩を歩んでいきたいと思います。

【告知】Exploring Social Innovation Program応募締切間近!!

イケダハヤトさんのブログでも紹介して頂いたExploring Social Innovation Programの応募締切が本日となっています!

このプログラムには、シュアールグループがAdvising Partnerとして、そして私はProgram Advisorとして関わっています。運営するのは、スタンフォード大学にて様々な研修プログラムを行っているVIA(Volunteers in Asia)です。私はVIAが主催するAmerican Language and Culture (ALC) Programに大学2年生だった2008年に参加しました。このALCは、私の起業に最も大きな影響を与えた出来事の一つです。

今回のESIプログラムは、
1.日本でのパートナー企業による事前研修
2.アメリカに行きPalo AltoやSan Franciscoにある社会起業の見学
3.自らも、社会問題に対して行動を起こす企画を立案・発表
の三部構成です。6月には集大成としてシンポジウムを開催予定です。日本国内のパートナー企業は、国内の社会起業界で大変注目を集めている三社が名前を連ねています。
・ 障碍者の就労・教育支援に取り組む株式会社ウイングル
・ 世界のゴミ問題を解決するSNSを開発するPIRIKA
・ 次世代のグローバルリーダー育成を目指すISAK
これらのパートナー企業から事前に日本国内の社会起業について説明をして頂き、アメリカに行く前に知識を蓄える事が出来ます。その上で、スタンフォードの社会起業に触れる事の出来る、大変贅沢なプログラムになっています。シュアールと私は三部を通した総合的なアドバイスを行っています。実際に、私がアメリカでのプログラムの半分に同行します。
多くの方に社会起業について考え、理解してもらえる素晴らしい機会になると思います。私もアドバイザーとして頑張りますので、大学生の方は是非、Applyしてみて下さい!!(ちなみに上の写真の左から二番目は、2008年シュアール起業直前の私です。)

JustGiving第3弾、大幅変更!253.17km走ります!

10月19日に始めたJustGivingの第3弾、東京マラソンでの初のフルマラソン完走を目指し約4ヶ月でフルマラソン3回分相当の126.585kmを走るというチャレンジ(過去のブログ記事)ですが、本日総距離が126.8kmを超えて目標を達成してしまいました!そこで、予定を大幅変更して総距離を二倍にし、フルマラソン6回分にあたる253.17kmを走る事にしました!今から東京マラソンまでの50日で、さらに126.858km走ります!

明後日の1月8日には、第13回谷川真理ハーフマラソン2012に出場する予定です。初めてのハーフマラソンですが、頑張りたいと思います。是非、今後も応援を宜しくお願い致します!

<現在進行中のチャンレジ>
遠隔手話通訳で、いつでもどこでも聴覚障がい者に手話通訳を!プロジェクト』(関連ブログ
三度目の正直!空手再挑戦で、シュアールを応援!!』(関連ブログ
【距離延長】253.17km走って、初フルマラソンを「東京マラソン」で完走する!』(関連ブログ

聴覚障がいを持つ母親の悩みを解決!第二弾「デフ(deaf)ママ親子学級」開催!

社会起業塾同期のAsMamaさんとのコラボ企画、「デフ(deaf)ママ親子学級」の第二弾が2012年1月15日(日)午後に横浜市内(センター北駅)で開催されます!

聴者の親であれば抱える必要のない悩みを抱える事の多いデフママ(聴覚に障がいを持つお母さん)。例えば、「夜に子供が体調を崩したら、緊急電話をどうしよう…。」、「絵本の読み聞かせをしてあげたいけど、してあげられない…。」といった悩みを抱えています。しかし、その悩みを近所のママサークルと共有する事は難しいのが現況です。そこで、同じデフママ同士で悩みを共有する場を作る事で、お互いに支え合える子育て環境を作っていこうというのが、今回の企画です。第一回目は、昨年の12月11日に開催しました(過去のブログ記事)。四組のデフママに参加して頂きました。悩み相談の時間には、普段なかなか相談できない事が聞けたので良かったとの嬉しい意見を頂いたほか、手話によるベビーマッサージ教室も行われました。

本日のタウンニュースにも、本企画の代表で、自身も2児の子供を持つデフママの松本茉莉(まつり)さんのインタビュー記事が載っています(タウンニュース記事)。より多くのデフママの皆さんに参加して頂きたいと思っています。皆様の参加をお待ちしております。また、ご自身に関係のない方も、告知に御協力を頂けましたら幸いです。