月別アーカイブ: 2012年1月

【告知】日露青年交流事業 「サンクトペテルブルク国立大学法学部国際学生学術会議」参加者募集

本日は、大学生・大学院生の方に2012年3月21日~27日に開催される国際会議、サンクトペテルブルク国立大学法学部国際学生学術会議(iSLaCo)の御案内です。私が昨年、参加したロシア・サンクトペテルブルク市にて開かれている国際会議です。主催しているのは、メドヴェージェフ大統領やプーチン首相を輩出したサンクトペテルブルク国立大学法学部です。法学部主催ですが、法学を専攻する学生でなくても参加できます(実際に私は法学部の学生ではありませんでした)。今年のテーマは『デジタル時代の法の再考:デジタルリアリティーと法規制』だそうです。電子書籍などを扱うそうなので、情報系の学生でも十分に参加できると思います。ちなみに、外務省のプログラムなので、渡航費や滞在費の参加者負担はありません(向こうにいる時、国の税金で派遣されているという意識を大変強く持った事を思い出します…)。


この写真はプーチン大統領が学生の頃に使っていた、いわゆる生徒会の会議室です。ここでカンファレンスが行われるわけではありませんが、見学は出来ると思います。
ただ、国際会議と言っても日本以外からの参加者は多くはありませんでした。昨年は日本から、私を含め8名が参加しましたが、今年は10名募集されています。2名、枠が増えました!日本から10名派遣されるとなると、海外からの参加者の過半数以上は日本人で、ほとんどがロシア国内からの参加者になると思います。もちろん、年によって人数の増減はあると思うので今年は日本以外からの参加者が多いという事もあるかもしれません。ただ、例年の傾向では日本からの参加者が多いそうです。使用言語は英語なので英語が話せれば言語的には支障はありませんが、簡単なロシア語が話せたり、キリル文字が読めたりすると、研修がより充実すると思います。

日本とロシアの青年交流事業の一環なので、ガイド付きの市内観光が提供されたり、最終日にカンファレンスで仲良くなった人たちと一緒にクラシックバレーを見に行ったり、ロシア料理を食べたりする時間もありました。今まで参加してきた他の国際会議よりも時間的余裕は比較的にあったと思います。少し独特な会議なので、他に多くの国際会議に参加してきた学生にもオススメです!
詳細は、外務省のホームページから!締切が1月5日正午なので残り時間は少ないですが、是非、奮って応募してみて下さい!!

おばあちゃんの千円

昨日、正月恒例となっている祖母宅での食事会に親族一同、集まりました。その場で、普段はみんなの食事を作っていてあまり仕切ったりする事のない祖母が突然、おもむろに親族全員にポチ袋を配り始めました。大人も含めた全ての人にです。

その中に入っていたのは、お年玉としてはちょっと少な過ぎる1000円…。

その千円には、祖母の想いがたくさん詰まっていました。昨年の敬老の日に、祖母が75歳になった記念として行政から敬老祝金として一万円が贈られたそうです。それを、今後の親族の健康を祈って縁起物として一人一人に分割して配ったのです。その場には、私の従姉の1歳になる娘もいました。私の祖母から見れば、ひ孫です。本来は祖母の長寿を祝う為の敬老の祝いに、自分の子供、孫、ひ孫の健康を想う祖母の優しさに、言葉では言い表せない気持ちになりました。それは、感動とも感謝とも少し違い、どちらかと感服に近い気持ちだと思います。ただただ、深い想いを感じました。

この千円は当分の間お守りとして取っておきます。いつか、この千円に使い道が生まれるまで、祖母の想いに応えられる様に健康でいたいと思います。
そして何よりも、おばあちゃんの健康を祈っています。

2012年、新年の御挨拶と今年の目標

明けましておめでとうございます!2012年がいよいよ始まりました!前回のブログにも書きましたが昨年は本当に変化の大きな一年でした。周りの環境の変化も大きかったのですが、私自身の内面の変化もありましたし、シュアールのフェーズもだいぶ変わってきました。有難い事に多くの方々に支えられています。公私共々、本当にお世話になりました。どうぞ2012年も変わらず宜しくお願い致します。

新しい年を迎えたという事で今年の目標を立てる事にしました。今まで、あまり目標を立てた事がなく、どちらかというと闇雲に突っ走るタイプでした。しかし、今年の一年をどう過ごしたいのか整理する意味でも少し考えてみる事にしました。

1. 事業拡大と定着を実行する
昨年、シュアールとして様々な企画が動き始めました。まだリリースが出来ていない企画も多くあります。被災地支援事業も始めましたし、継続するために大きな修正を行う必要もあります。今年は、現在進んでいる事業をきちんとリリースし、さらに定着させる事に集中したいと思います。すでに大枠が出来ている事業拡大計画をさらに磨き上げ、しっかりと実行に移し、多くの方により良いサービスを届けられるように頑張ります!

2. 情報発信力を向上させる
昨年までの主な情報発信は、シュアールのWebページと私の個人ブログを使っていました。昨年末にはフェイスブックページを開設し少しは情報発信力は向上しましたが、十分とは言えません。イケダハヤトさんにはその点で大変お世話になっていますが、シュアールとしても情報発信に力を入れる一年にしたいと考えています。無駄なPRを増やすわけではなく、必要な情報や主張を速やかに発信できる体制やシステムを作っていきたいと思います。

3. 手話力を向上させる
私は今まで、聴覚障がい者の方々と会話をする中で自然と手話を身に付けてきました。そのため、「手話を学習する」という経験は、あまりありませんでした。ただ、語源や文法、または国名や専門用語など普段の会話ではあまり使われない単語などは、学ばないと身に付けられるものではありません。さらに、手話コミュニケーションと手話通訳では異なった技術が要求されます。手話に関わる事業を行っている以上、手話力は高くて困ることはありません。今年は今まで私が培ってきた手話ではカバーしきれていなかった部分を大幅補強したいと思います。

4. 体力を付ける
昨年の途中から体力づくりのきっかけを生むために様々なチャレンジを行ってきました。空手やジョギングを始め、乗馬も初体験しました。さらに、ゴルフやテニスも少しずつ再開したいと思っています。今年は昨年始めた運動を継続して行う事で、健康的に体力をつけたいと思います。目標が体力づくりのためなので、無理せず着実に行っていければと思っています。

5. 出会いをより大切にする
毎年、信じられないような嬉しい出会いの嵐で、昨年も大変素晴らしい方々にお会いでき、とても楽しい一年でした。ただ、十分にその想いを表せているとは少しも思っていません。せっかくお会い出来た方々との継続した連絡が十分に取れていません。シュアールは現在4年目に入りましたが、これまで設立記念日パーティーなどを行いお世話になっている方々への感謝を表す機会も作れておりません。お世話になった方々に近況を報告する事すらも十分には出来ていません。確かに、自分で伝えなくても活躍がその人の耳に入るくらい結果を残す事も恩返しの一つの形だとは思いますが、やはり、きちんと自分の口(メールなども含め)で報告し、感謝を述べるべきだと思います。本来であれば、もっと早くその体制を整えるべきでしたが、依然として実現できておりません。今年は、この体制を十分に作っていきたいと思います。

以上、2012年の目標でした。文章にする事で自分の考えが改めてまとまりました。一つ一つの目標をきちんと実現できるように、2012年も2011年以上に頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。